新総裁新総理岸田文雄氏の政策に見るメンタルセット5選

河野氏、高市氏を破り、「俺が新総裁新総理になるんだ」という強いメンタルで岸田文雄氏が自民党新総裁新総理になりました。

岸田文雄氏の政策からメンタルセットを読み解きます。

1、医療難民ゼロ

まず優先すべきはコロナ対策。菅総理が刺されたところなので当然でしょう。

ワクチン接種の加速 11月中の希望者全員への接種完了

年内のコロナ経口薬普及のための支援

徹底した人流抑制

病床・医療人材の確保

をやっていくそうです。

ただ、こういうコロナ第一という建前(本音?)のメンタルもありつつ、時代はアフターコロナに移っていってる気がします。

2、「令和版」所得倍増計画

1960年。池田勇人内閣で出された「所得倍増計画」。

「経済成長率を年率9%に上げて、生活水準を西欧なみに引き上げる」という総論の元、

・鉄道・道路・港湾・用水など、相対的に立ち遅れた社会資本の整備

・産業構造の高度化、すなわち重化学工業化へ向けての誘導、生産性の高い部門へ労働力の移動

・自由貿易の推進と上記の重化学工業による生産性向上により輸出競争を勝ち抜くこと

・人的能力の向上と科学技術の振興により、従来経済と切り離されていた教育・研究などの文教問題を経済成長と関連付け、文教政策に積極的に取り組む

・二重構造の緩和と社会的安定の確保。経済的成長の背面に噴出が予想される産業構造の転換にともなう摩擦的失業、資金格差などの問題への対処。社会福祉と福祉政策の推進

を行いました。

岸田氏は、成長と分配の好循環を目指し、科学技術立国、経済安全保障、デジタル田園都市国家構想、人生100年時代の不安解消という成長戦略を行っていくそうです。

3、消費税は10年上げない

予算の単年度主義是正、金融所得課税見直しをして財政再建は目指しつつも、消費税は10年上げないというメンタルのようです。

4、自由で開かれたインド太平洋構想

湾海峡の安定・香港の民主主義・ウィグルの人権問題などには毅然と対応するということです。

広島を軸に「平和」というキーワードを持ちつつも、中国とは毅然と対話していくメンタルのようですね。

5、クリーン・エネルギー戦略

再生可能エネルギーの一本足打法ではない、原発再稼働などを含む「クリーン・エネルギー戦略」の策定をしていくそうです。

「一本足打法」。野球メンタルが出ましたね。

岸田氏はキャラが薄いのが弱点だと思いますが、全員野球でヒットをつなげて日本を勝利に導いてほしいものです。


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