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描けば書くほど。

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描いたものと、添えた言葉と。
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ツツジのなかで、ミツバツツジ(三葉躑躅)が一番好きだ。
春の里山のあちこちに、ピンクがかった紫の、つつじ色。
小ぶりで可愛らしい花のカタチ。

現在暮らしている岡山では皆これを「すかんぽ」「しゃしっぽっっぽ」とか読んでいる。正式名は「虎杖(イタドリ)」のことだそうな。なんで虎の杖って書くんだろう?漢字と読み方も一致してないし。
ともかく、赤紫の節が綺麗だったので描いた。

薇(ぜんまい)の、綿毛に覆われた渦巻き状の新芽がなんとも美しい。
命のカタチ。
私たちは、優しい声に導かれてゆっくりと開いていく。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
「ことよろ」という略語、実は気に入っています。
言祝ぎのような、言葉が喜ばしいような。
言葉がヨロヨロ、言葉でヨロヨロ、するような。事ガ宜シイような。
「あけおめ、ことよろ」と続ければ発音も面白いしね。

晩秋から冬にかけて、紅い実をたくさんつける黒鉄黐(クロガネモチ)。
苦労せずにお金持ちになれる縁起木だそうな。まだぜんぜんなってないけど。 笑

庭で地面に這うように伸びて咲く姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)。

庭で地面に這うように伸びて咲いていた姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)。

ニゲラを描いてるとこ。

ニゲラを描く。
雌しべの形がジョーカー🃏みたい。
実が大きくなってきたら、逆さに吊り下げてドライにしよう。

花が咲く
花が咲く
空から降ってくるように
大地から湧いてくるように
喜びのように
痛みのように
微笑むくちもと
またたく涙

知人にミツマタツツジをいただいた。
里山に自生しているのはあちこちで見たことがあるが、こうして手元で眺めるのは初めて。