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格闘技と朝食

「全身脱毛に協力してくれませんか?今らならメンズクリアにて6ヶ月実質0円でうんぬんかんぬん…」

謎の脱毛紹介広告が終わるのを5秒待ち、スキップの表示にカーソルを合わせてクリックを始める。

なんなんだこの広告は。しょっちゅう出てくる。
僕はどちらかというと体毛は薄いし、あっ、でも乳首に変な毛が生えてたな、あれは今日抜いておこうか…。

そうまでして僕がみたいのは
ズバリ格闘技である。

最近は朝食をとりながらYouTubeで格闘技を見る生活が続いており、朝をスタートするルーティンにもなっている。

自分自身もキックボクシングを2、3年くらい前から始めたのもあってとにかく毎日ショート動画も含めて格闘技に関連する動画を漁るようになった。

インスタも乳房を揺らすえちえちお姉さんがおすすめ動画に多くなりがち(男はみんなそうだよな!)だったが、最近は黙々とシャドーやミットを叩く男の動画が増えてきた。

格闘技が好きというよりは、格闘家と呼ばれる人達の生き様が好きなのかもしれない。

死ぬほどの練習をして、向かうのは命懸けの舞台。
勝ったものが全てを奪い、負けたものが全てを失う。

天心vs 武尊のTHE MATCHも記憶に新しい

僕はPPVを購入し観戦したが、天心vs 武尊に関しては勝者が浴びる光と敗者が背負う影のコントラストが残酷すぎて、試合後なんともいえない気持ちになり天井を見上げて放心してしまった。

ただこの雄と雄同士が闘い、決着をつけるというのは生物的に、本能的に訴えかけられるものがあるのは間違いない。

プロの格闘家の1/1000000くらいの練習量だが、僕もアマチュアのキックボクサーとして大会に出ている。

2戦1勝1分(Cクラスルール)というまぁ素人らしい結果だが、僕なりにかなり熱くなれるものに出会えて嬉しい。

人を殴る怖さ。何よりも人に殴られる怖さ。
格闘技の厳しさを正しい方法で学べる場所が雄としてあること。これはとても大切なことだと思う。

DVで女性を殴る様なクソ雄猿は(まぁそんな奴に更生は望まないが)暴力の恐ろしさと自分の両手が人の命を容易く奪えるということをポコチン切って学んでこい。

男は女を蹴っちゃならねぇ
そんなことは恐竜の時代から決まってるんだ

ワンピースのゼフも言ってたな。

どれだけ強くなってるかもわからないし、今の積み重ねが無駄なことかもしれないけど

「大切な人を守れる様に頑張ろう。できる範囲で。相当クサいな…このセリフ…」

そんなことを思いながら、今日も朝からロードワークに向かった業狐でした🦊


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