Préparation【SB-1】 バタフライビーと琥珀糖 

先のイントロダクションでも示した通り、下記の3つの項目について書き溜めていく。
【S(aggese)】今後も残したい習慣、風俗、風習、あちこちのお母さんやお父さん達から聞いた生活の知恵をエピソードと共に残す
【S(ante et )B(eaute)】食養やセルフケアに関する情報をまとめる
【N(ouveau)】起業に関するアイデアの素

バタフライビーを見つけたので、、、いや、ネットで購入するのは簡単なのだが、それだと何故か負けた気(?)になるので、実店舗で見つけたら買おうと思っていたのだが、先日偶然出会したのでめでたく購入した。
特にバタフライビーの薬効や民間薬としての利用に興味はなかったのだが、とにかくあの青さとpH で色が変わる特性を活かした琥珀糖が作ってみたくて以前から気にしていたのだ。理科の実験ができた結果、好きなお菓子が出来上がるという、一石二鳥の自己満を満たす素晴らしい作業である。
本当は、ベースの色に、酸やアルカリを加えて色味を変化させたものを作りたいと思っていたのだが(実際、今回作ってみた。)、理想と現実、なぜ世の中にはプロがいるのか?!という基本を学び直す機会となった。基本的に喉元過ぎれば、な性格な上、お年頃になって更に3歩歩くと何でも忘れられる技能を身につけてしまったので、兎に角記録しておく。

参考にしたレシピはこちら。(↓)

上記以外にもいくつかのレシピを参考にしたのだが(みなさん大変参考になりました。ありがとうございます。)、どれもこれも砂糖の量が半端なく、その分量に先ず動揺してしまった。水の1.5〜1.6倍って、100ccの水に150gのグラニュー糖ですよ。まぁそうだよね、寒天で固めたあとは、含まれている砂糖を利用して表面を固めるお菓子だもの、甘さ控えめでは成り立つ訳がない。
飴よりマシだけど、それに近いものだったんだ、、、うん。
ということで、どうにかして砂糖控えめ琥珀糖を開発しよう。単純に、最初の試みとして、内側(控えめ)と表面(甘々)の二重構造を試みればいいかな。(課題その1)。

商品のCMや、映え系ブログ、知人が淹れていたバタフライビーのお茶は、素晴らしく発色が良い美しい青。そうなるものだと思い込んでいたが、実際に淹れてみると、何というか、、、錆色? 黒っぽくて、とても美しい青とは呼べない色だった。単純にお湯の温度や淹れ方を間違えたのかな?とも思うので、それは後から調べるとしよう。より深い青にするためのアルカリ性の無味無臭の添加物は何があるかな?赤にはワインビネガーを使い変色させたが、それもまたあまり綺麗ではなく、色味が薄い。あと臭い(結構入れないとしっかりと赤くならない。だからみなさんレモンをお使いなのね)。(課題その2)
また、お湯で出したブルーの液体は、無色の寒天液で薄められるので、色も薄まりぼんやりした青色になる(課題その3)。
ぼんやりした薄青色の寒天液を他の色味の寒天液と混ぜようと思うと、混ざってしまって、マーブルにならない。ある程度粘度が出てきてから混ぜるというてもあるが、これは技術がいるような気がする。下の写真のように、半分固めたやつを何色か作って、そこに無色の寒天液を加えて固める手もあるが。。。悩ましい(課題その4)
マーブルにできにくいなら、異なる色を何層かに重ねていく方法もあるが、これはまた試してみよう。(課題その5)
一応、今回、薄い青、もっと薄い青、赤っぽいの3色が結果的に出来上がったので、それらは重ねてみた。どうなることやら。

うっすい青の上に、少し濃いめの薄い青を重ね、その上から別で固めていた赤紫を半分固まった状態で乗っけて固め中。仕事の仕方が雑w

そんなこんなで、これがしっかり固まったら、切り分けて、ドライヤーで表面を乾燥させていく。と思ったら、固まるどころか、各層分離。これはテクニカルな問題なので、解消可能だが、今回は複数色を重ねた色味の作成はできないと言うことで。。。悲しい。

表面が濡れている、ゆるい温度で重ねたせいで、層と層がくっつかずにバラバラ。
植物から抽出した色素を使い、それなりの色の濃さに調整しようと思ったら、規定の3倍量ぐらいの寒天濃度で原液を作る必要がありそう。
しばらく置くことで、色が濃くなっていた。

上のものを切り分けて、現在乾燥機で乾いてもらっています。つまみ食いしたけど、そんなに甘く感じないので怖くなりましたとさ。

35℃(この乾燥機の最低温度)で、とりあえず6時間。どうなることやら。

結果は4〜5日後に追記予定。
レシピに書かれた量の寒天を入れたが、混ぜ物に応じて寒天を増やせばいいだけみたい。。レシピ化する為に後日量を確認する。(課題その6)

がんばれ琥珀糖のひよこ達よ!

追記
上記にはアガーを使ったのだが、何故なら、アガーの箱に、寒天と同じだよ♬と書かれていたから。確認が甘かった。己の詰めの甘さを改めて、いくつかのレシピを見直したところ、アガーを使ってもできるが、分量も手順も変わるとのこと。だからいつまで経ってもネトネトの水分少なめの水飴のようなのか、と納得した。
改めて、寒天を使って作り直したのでそれは別で記録する。

追記2
四日目にして、表面の砂糖が結晶化して、固体化(少なくとも表面は)した。内側はかなりトロトロ。
あとは、不味い。
濃い方のバタフライビーの色は濃さが増した。それなりの色素が含まれている場合は、色が変化するようだ。食紅などはまた違うのだろうが。



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