端山豪(Go Hayama)

1993年生まれ/ 元プロサッカー選手/ 慶応義塾大学→東京ヴェルディ、アルビレックス…

端山豪(Go Hayama)

1993年生まれ/ 元プロサッカー選手/ 慶応義塾大学→東京ヴェルディ、アルビレックス新潟、栃木SC、FC町田ゼルビア、SOFC(オーストラリア)でプレーしていました。広告業界で働いてます

最近の記事

プロサッカー選手を引退して会社員になりました

更新が空き過ぎてしまったけど、この4連休を機に再開するぞ。 世間の連休ってサッカー選手の時は忙しくなる時期だったから、世間と同じスケジュール感で過ごすことにまだ少し慣れない自分もいるけど、分かりやすく気分転換やリフレッシュができて悪くない。という世界一どうでもいい所感を述べつつ投稿を再開していく。 色々と書きたいこと、僕が発信していくべきことがあると思っているけど、まずはサッカー選手を辞めて、会社勤めをしていることを改めて報告したいと思う。 仕事について公に話したことがあ

    • 現役引退のご報告で感じたこと。

      久しぶりのnote投稿です。 先日、自分のInstagram にてプロサッカー選手を引退する旨をご報告しました。 悩み抜いた末の決断でした。未練が1ミリもないと言えばもちろん嘘になります。ただ、予想以上の反響をいただき、自分が思っていた何倍も、プロ選手として愛されていたことを実感しました。 ゴール数は出場数といった『目に見える結果』には満足しておりませんが、ファンの皆さんに愛される存在として現役生活を終えることができたことは、『目に見えない結果』としてこの上なく幸せに感

      • オーストラリアでの初シーズン終了。振り返りと今現在のこと。

        オーストラリアに来てからもうすぐ9ヶ月が経ちます。パンデミックの影響でリーグ戦が中断、再開の見通しはなくサッカーは無期限で出来ない。レストランがやっていないどころかろくに外出すら出来ず、友達もいない。どうしよっか。な状態から紆余曲折を経て今日に至ります。このあっという間に流れていった9ヶ月を使って何をしようとして、何が出来て、何が出来なかったかを整理してみようかなと思います。 昨シーズン終了後、もう一度奮い立って自分のプレーを表現できるか、したいか。ということを限られた時間

        • 最終節前夜の心境。

          こんばんは。日本は寒くなってきたようですが、オーストラリアでは先週末からサマータイムが導入されていて日本との時差が1時間伸びて2時間になりました。文字通り、せっかく夏が始まったのですが、早いものであっという間に今シーズンの最終節前夜を迎えてしまいました。 写真は元日本代表の田代有三さんがシドニーで発足させたMATE FCのホリデークリニックのお手伝いをさせていただいた時の写真です。子どもたちのなんとかわいいこと…。笑 本題ですが、この試合に向けた心境は少し特別なものがあり

        プロサッカー選手を引退して会社員になりました

          近況報告

          めちゃくちゃ久しぶりの更新になってしまいました。まず、とっても元気です! 前回までなるべく定期的に自分の気持ちの整理も兼ねて、現状どんなことを考えて何をしてるかというような内容を発信してきましたが、整理できているつもりでいた自分自身の心境が毎週、もしかしたら毎日のように変わっていくので、自分目線ですら一貫性に欠けていて、なかなか文字にできなくなっていました。 でもこれはネガティブな意味では無くて、そんな状況を目一杯楽しんでました!またいつか落ち着いて言葉にできたらなーと思

          トレーニング再開!今思うこと。

          7月からやっとチームトレーニングが再開しました。三ヶ月半もサッカーやチームから離れることになったのは人生で初めてだったかな。怪我してリハビリでもクラブハウスには行くし。とにかく長かった。笑 あまり経験した事のない感覚だったので、いまの率直な気持ちを書いてみようと思います。 これまでの期間をポジティブに捉えるならば、英語の勉強をしたり、ノートを書いてみたり、英語以外の勉強をしてみたりと今までの生活でなかなか出来なかったことやしてこなかったことにチャレンジしつつ、自分をコント

          トレーニング再開!今思うこと。

          海外で過ごしたコロナ期間をセルフマネジメントの視点で簡単に振り返る

          前回、パンデミック状況下での時間の使い方を書きました。勉強することが偉いとかでは全くなくて、サッカーが出来ていないこと以外ほとんどのことが平時に戻りつつある今改めて振り返ると、結果としてはこの難しい期間を自分がすべきこと、やりたいことにきちんとコミットして過ごす事ができたと感じています。 “目標や自分の成長のためになると考えていることに対しては努力を努力と感じません。なので目標はあった方がいいと考えています。一方でプロアスリートとして結果を出し続けることは容易ではないし、色

          海外で過ごしたコロナ期間をセルフマネジメントの視点で簡単に振り返る

          コロナ禍での一日の過ごし方【競技を出来ないアスリートとして】

          Jリーグ再開のアナウンスがありました。感染者数の推移や社会規制の状況を見ていて、オーストラリアの方がサッカーの再開は早いのではと予想していましたが、こちらはまだかかりそうです。 今はアップデートを待つのみですので、その時のために良い準備を継続できたらと思います。 今日は僕の時間の使い方を、次回でこの過ごし方を考えたきっかけについて書きます。規則正しく過ごそうとすることと、時間の使い方を考える事は競技やその他多くのことにも通じる学びがあったので、受験生や高校サッカーをはじめ

          コロナ禍での一日の過ごし方【競技を出来ないアスリートとして】

          【ユース編②】目標の再設定

          前回、怪我が続いた高校1年生の終わりから高校3年生になるまでを振り返りました。 今回は、高校を卒業したらヴェルディでプロになる事しか考えたことの無かった僕が、どうやって大学進学を決意し、慶應義塾大学を受験することになったのかについて、経緯や思考の変化が分かりやすいように出来る限り当時の記憶や感情を思い出しながら書いてみようと思います。 目標だったクラブユース選手権7月、長いリハビリを経て、前回のnoteで触れた通りクラブユース選手権に合わせて復帰しました。 ここで活躍し

          【ユース編②】目標の再設定

          【ユース編①】揺るがない目標

          パソコン水没のおかげでだいぶ間が空いてしまいました。ユース編と題してますが、今回は前編として自分にとって非常に大きな経験となった怪我に悩まされた日々ついてのnoteです。 自信満々のスタートジュニアユースの最終学年では、チームとしての一体感の重要性、その為に自分が如何にあるべきか考えることが出来ましたが、ユースに入りまた1番下に逆戻り。再び必死になって先輩達に追いつくための日々が始まりました。 最初の頃は、必死ながらに伸び伸びとプレーできました。練習で2つ上の先輩を股抜き

          【ユース編①】揺るがない目標

          【ヴェルディJy編】失敗から何を学ぶか

          もしかしたらこれまでのnoteを読んでくれている方の中には、順風満帆な小学生時代を過ごしてきたんだなと感じた方もいたのではないかと思います。実際にヴェルディでの指導者の方との出会いや刺激的な環境は、僕の成長に大きな影響を与えてくれましたし、何よりプロになるという目標を学生時代の大きなテーマとして自身の中に明確に据えることができたことは、その後の人生の原動力となり、あらゆる局面で支えとなりました。それについてはまた別の機会で触れるとして今回は、自分にとって、また当時のチームメイ

          【ヴェルディJy編】失敗から何を学ぶか

          【ヴェルディJr.編】 プライド、反骨心、考えてプレーすること

          日頃より僕のnoteを読んでいただき有難うございます。このnoteでは、ヴェルディの下部組織で育ち、大学を経由してJリーグで4年、現在は海外でプレーしている僕の経験や思考、意思決定の方法などを発信することで、少しでもプロを目指す選手たちが何かを考えるきっかけになればと思い続けています。サッカーをするお子さんを持つ親御さん方にも、何か参考になる部分があれば嬉しいです。 憧れヴェルディに入ってからは、小学校の授業後一人でさっさと帰宅し、電車に乗って練習に向かう生活が始まりました

          【ヴェルディJr.編】 プライド、反骨心、考えてプレーすること

          少年団からヴェルディJrへ

          改めてnoteでの発信の意図今後も継続していくと思いますので、今回改めてnoteを通じた発信で伝えたいことを説明します。 あくまで一例として、僕がどのような過程を経てプロになったのか、どのような意思決定をしてきたか、それぞれのステージや境遇の中でどんな学びがあったかというような点について知ってもらうことで、少しでもサッカー選手を目指す世代の手助けになればという思いがあります。 プロを目指すということは覚悟が必要です。情報が足りないから決められないという理由で機会喪失してし

          少年団からヴェルディJrへ

          日刊スポーツ記事について

          日刊スポーツから、僕のオーストラリア移籍に関する取材記事が公開されました。有難いことに多くの反響をいただいたので、補足をする形で書いていこうと思います。まずはこちらの記事を読んでいただけたらと思います。 海外移籍の理由 海外移籍を考えるきっかけとなったのは自分の根底にあった「もっと成長したい」という感情です。4年間プロとしてプレーしてきて、結果は言わずもがなですが、何度かあったターニングポイントをプラスに変えられなかった自分に対しては物足りないというのが本音です。町田で契約

          日刊スポーツ記事について

          デビュー戦振り返り。

          今回の主だった内容は、この試合で一プレーヤーとして何を感じたか(自己分析含む)、オーストラリア2部相当というカテゴリーのサッカーの印象や課題について書いてみようと思います。 かくかくしかじかの理由で、サッカーに飢えていました。前回のnoteを貼っておくので、読んでない方は読んでみて下さい。https://note.com/gohayama_note/n/n1ab53e8ef883 サッカー少年かよって思うかもしれないけど、サッカー選手は皆そうなのです。ですので試合当日の頭の

          デビュー戦振り返り。

          渡豪からデビュー戦まで。

          こんばんは。端山豪です。 今回は渡豪から、シドニーオリンピックFCでの僕のデビュー戦までの日々について書いてみようと思います。移籍に至るまでについてはまた別の機会でご紹介することを考えているので割愛します。 読んでくれる方のインプットになるような内容が少ないなぁと反省しながらタイピングしています。今回は日記だと思って読んでいただければ幸いです。 3/2に関係者の方から「正式に話がまとまりそうだ」という連絡を受けた時、僕は日本でかなり長い期間落ち着かない気持ちを抱えながら

          渡豪からデビュー戦まで。