先日無事に4期目の卒団式を終えて寂しさと誇らしさが入り混じりなんとも言えない気持ちですが、全てふっくるめてホッとしています。

そのなんか変な気持ちと共にもっと上手く指導できたんじゃないかという悔しさと、最後コーチからの締めのメッセージを言いたくなさ過ぎて、当日は休もうかと思うくらいイヤでした笑

この１年の練習最後のコーチからの一言は汐音→八木→いちか→俺の順番で言っていくのですが、汐音はもう何年やってんねんっていうぐらいベテラン先生みたいな口調で中学生に分かる正論を、ヤギは簡潔にまとめたその日思った事とアドバイスを、いちかは当初ただ笑ってただけだったのに就活を乗り越えたあたりから自分の経験と今の子達を照らし合わせた良きアドバイスを、３人みんなが自分が思ってる言いたい事を言ってくれて自分の番になった時アレ、俺何言えばいいんだっけ？と焦るみたいな笑

なので卒団式最後のメッセージを言いたくなかった理由の一つに
自分の言葉で相手の芯を食って劇的に変わった！
っていう実感が今年は自分の中であまりなかったからだと思います。

言ってるのになかなかやってくれないことが多く、言ったのにやらないをどうやって改善すればいいんだと考える日々でした。
選手のやらない出来ない出来てないはコーチの責任でもあるわけで、自分の力のなさだと思うと凹んじゃうわけです。

ただ、(愛を込めて)3年生保護者の愛煙率はダントツ優勝です🏆笑
何でも優勝するって大切w

ハーフタイムに喫煙所へ行く切替の速さとスピード、2Q目終わって観客席に目をやると誰もいない！(言い過ぎ?笑)
保護者の皆さんとは変な誤解が生まれないように一定の距離感で接していますが、心の中ではもっと関わりたいなと思っています。

プラスに考えると、
みんなは言ったことを素直に受け止めて実行する、それをやり続ける力の伸び代はまだまだ沢山あること。
それはもう気づいてるしやればできるんだからやってほしい。

自分は上手くいかなかったことで沢山反省出来たし、みんなに努力の仕方を変えなさいと言ってる内容と同様に、自分も何かを変えないといけない発見ができたことに感謝。まだまだリジカーレと共に進化していく！

思春期真っ只中で家族、学校、バスケ、受験、人間関係が複雑に絡み合って自分とういものが確立し始める扱いにくさ極まりないこの年代の子たちをどうやって最後卒団させるかを日々考え悩み傷つき傷つかせていただきながらw笑 過ごしてきました。

種が選手で土と水と肥料がリジカーレだとして、
芽は出た状態で卒団。
(枯らせなかったこと、変な肥料を与えてないことは褒めてください笑　土は良い状態です)

チーム（鉢）が変わってもリジカーレでの土はそのまま、水と肥料は自分でコツコツやる、明るいとこに置くこと、照らされるだけじゃなく自分が明るくいることも忘れずに。
これからどんな花を咲かせるかは自分次第である！

芽がなかなか出ない、なかなか咲かないのは下に太い根がどんどん成長してるからだと信じている。
これから自分の納得いく花を咲かせてください。