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240時間の実習に対する個人的な意見(実習生という立場でどこまで?)

今日はまだ確固たる意見を持ってない内容ですが書いてみます。


もう開始したので、新カリキュラムといいますか、現行の社会福祉士実習は実習時間が合計240時間以上になりました。
かつては180時間以上でしたので、23日程度で終わっていましたが、ざっくりいうと8日間程度増えた感じです。


「ソーシャルワーク実習は、機能の異なる2か所以上の実習施設等で実施すること」
「180時間以上の実習を行う機関・事業所においては、相談援助業務の一連の過程の学習に加え、複数の機関・事業所や地域との関係性を含めた包括的な支援について学習すること。」



になっていますので、勤務校では60時間の実習は2年生の春休みに(施設系でコミュニケーション重視)、180時間の実習は3年生の夏休み(社協、包括、市役所のような機関系を中心)に行ってもらえるようにしています。


家庭内で複合的な課題を抱えているケースなどもあり、他機関を巻き込みながら包括的に支援していくことができるワーカーを養成するのは大切ですね。


とはいえ
結構大変です。

実習先の指導者と話してると
・単純に実習受け入れの依頼回数が増えて一年中、日程調整してる。受け入れに限界がある。
・60,180を同時期に受け入れざるを得ないことがあり、その期間は内容に差が生まれない
・2年生で60時間実習に行かせる学校が多いが、知識が十分でなくて「何を学ぶか」というか統合する知識(理論)がない

みたいなお話を聞きます。

たまに「新カリキュラムについてどう思いますか?」と尋ねられることがあるので、
教員としては
「色んな経験ができるので、良いのではないか」
と無難な答えをしています。
 

個人として考えたら
「実習生としての立場で、やれることなんて限界あるでしょう。金もらって仕事としてやらないと責任感も緊張感もないのでは」
と思ってます。


海外に比べて実習時間が少ないという話はよく聞きますけど、「だから?具体的に何する?日本で修士課程までの養成体系にするの?」くらいに思ってます。
あまりいうと怒られそうですね(笑)。
 
現任研修との関係なども含めてトータルで考えられたらなと思ってます。 
 
 
本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました☆

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