見出し画像

自律神経日記

蜘蛛の巣がまとわりついている。
いや、繭の中に入っている感じ。
とでも言うのか。

なんとも苦しい時、というのは
あるものだ。だれだって。
この感覚は、「元気」になると
あっという間に忘れてしまう。

通院しているクリニックの医師に、
さて今回は何を伝えておこう、
と考える。前回から今回まで、
あの動悸は一切なかった、と気づいた。

「整ってきているんですね」と言われる。
でも、このなんというか
(まとわりつく)苦しさ、
みたいなのはありますけど、
と伝えたら、
「この季節は自律神経が
乱れやすいですからね。
ほら、風も強い日々があったでしょう。
あれもね、影響するんです」と医師。
「みなさん、この季節そうですよねえ」
と返しながら、ここにもう通わなくて
良いようになりたいなあ。
はやく、と思った。
焦らず、とも思う。

今朝、天気が悪いと「気が滅入るよね」
と夫に話したら、「え、そう?」と
今日も返ってくる。すごくおもしろい!
この感じ方っていうのは、
人によるのだと再認識する。

子どもたちのアレルギーの病院に
やっと連れていけた。
3人自転車に乗って。
今はチューリップが元気はつらつ。
チューリップたちは嬉しくて、
まるでさけんでいるみたいだ。
タンポポも満開。
黄色の丸たちは、私のまとわりつく
苦しさ忘れるほどの力があった。

肌寒い中、3人でひたすら
まっすぐまっすぐの道を自転車でこぐ。
やっぱり運動は大切だ。

午後は娘の友だちの
ダンス発表会を見に行く。
娘も去年の今頃は習っていたダンス教室。
先生が今日もきらきらしていた。
「(ひさしぶり!)よ!」って感じで、
席まで案内してくれた。
子どもたちもきらきらしていた。
ダンスが「好き」、が伝わってくる。

娘と「見に行って良かったね」
と言いあって、帰ってきた。
友だちはこうして、そっと
ひっぱりあげてくれる。
本当にありがたいよ。

「ビリミリオン」という曲を
私は初めて聴いた。
この曲に合わせて、先生が踊った。
その後ろ姿を忘れたくないなと思った。
とてもいい曲で、帰ってきて
3回ユーチューブで見た。
今晩、ノートに歌詞を書き写しておこう!

私の人生は私のものだった。