UI観察 - パンくずリスト(breadcrumbs)
今回のUI観察は、パンくずリスト(breadcrumbs)について深掘りしていきます。
(その他のUI観察記事はマガジンはこちら ↓)
パンくずリスト(breadcrumbs)とは
フロントエンドの開発に携わっている方にはお馴染みかと思いますが、パンくずリストは、ユーザーが現在どのページにいるのかを示す道しるべとしての役割を果たすリストです。
よく使われるUIテンプレートにおけるパンくずリストのデザインを詳しく見てみましょう。
MUIのパンくずリスト
Bootstrapのパンくずリスト
Ant designのパンくずリスト
パンくずリストを使用しているサイト
パンくずリストは必ず必要なのか?
結論から書くと、パンくずリストを使用しなくても、ページの現在位置や階層を明示しているサイトは存在します。
「現在地 vs 階層」どちらを優先させるか
MUIとBootstrapのパンくずリストには違いがあります。
MUIは現在地の現在地のページを目立たせており、Bootstrapは青文字と下線で上の階層を目立たせております。
代表的なUIテンプレートにはこのような違いが見られますが、どちらが絶対的に正しいとは言えません。パンくずリストを導入する際には、開発対象のサイトのページ数や階層の深さを考慮して選択することが重要です。
まとめ
ページの階層が浅いサイトや、パンくずリストとは異なる表現を採用しているサイトで、パンくずリストを使用していないケースもあります。パンくずリストは必須ではありませんが、ユーザーにとって迷わないガイドとして非常に有効です。
迷わない導線のサイトづくりを心がけていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?