それで私は悩んだが、とりあえず「順番」として総務次長にメールした。

「部長がとんでもないことを言っているので何とかして欲しい」

色々問題発言を繰り返す部長。
その横暴と横柄さに耐えられない、話を聞いて欲しい、と。

総務部長は私の前課での上司で全く役に立たないことが分かっていたので、
今回次長にした。
他の男性社員に相談したら「総務次長に言ってみたらどうか」といわれたというのもある。

次長はその日の内に「すぐに話を聞くから時間があるか？」
という返信をしてきた。
次の日の午後一で話を聞いてくれることになった。

ただ・・・「総務部長も同席の上」という。

よりによって使えない部長に声かましたか。
あぁ、お前ら、本当に話を聞く気あるのかぃ？

疑いの気持ちを持ちながら会議室へ。

総務部長と次長は「いや~、大変そうだねぇ」

と始まった。「でもね、もっとすごいのがいるんだよ~」

「あんなのより、すごいのがいるからねぇ、ねぇ？」

「そうそう、逆にね、私だったら、レポートだして、文句言わせないけどね」

「部長の言うことだから、本当は従わないといけないんだよ？」

『そうおっしゃるなら、総務部長も課員に同じことしますか？』

「いやぁ、私はしないけど。」

「それにね、彼（バカ部長）からのメールは長いから面倒臭くて読んでないの」

『あんな人を部長に据えておくなんてオカシイと思います。部長によって対応が違うのもおかしいし、第一、派遣さんが辞めても仕方がないなんて、上から目線でどれだけ偉いと思ってるんですか？派遣さんに謝って欲しいです。』

「あー、そうねぇ」

「まぁ、とにかくね、また不満が溜まったら話聞くからさ、また言ってください。」

ダメだ、全然ダメだ・・・。愚痴程度にしか受け止めてないのと、何とか軽く済ませようとしている。
総務部長も次長も揃って相手にならなかった。予想していた結果がそのまま出た。