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ミニマリストにぴったり?香港住宅事情|ちょっぴり日本が嫌いになりました。

香港の家賃はほんと高かった。体感的には東京の1.5倍。最近東京ではひとり暮らし向けのかなり狭い部屋が増えていると聞く。狭くても駅近で、新しければ設備もいい。それが6万円あたりからと結構お手軽。が、同じような条件なら香港だったら倍はする。しかももっと狭くて古い。さらに建物全部が住居でなく、事務所や旅館なんかが入ってる雑居ビルというケースもあって、たとえ自分の部屋の内装がきれいでも、廊下に出ればボロボロ‥なんてことも。

まあ、香港の賃貸のいい点は、洗濯機や冷蔵庫、レンジ、ベッドなど必要な大型家電、家具がついているところ。ただし、それがよくもまあ、と思うくらい狭い中にきっちり収められている。キッチンのシンク下には洗濯機。冷蔵庫とレンジはベッド横。歩くスペースはほとんどなく、床はスーツケース(小)を広げられるかどうか怪しい、、という程度しかない。さらにトイレとシャワー室はおんなじで、便座上にシャワーがついていて、シャワーを浴びればトイレは水びたし。とにもかくにも省スペース。これで都心駅近、10万超え。そう考えると東京の駅近狭小アパートはとても割安なんじゃないかしら。おそらくここまで狭くない。

私はというと、結局、知り合いの知り合いの分譲マンションに間借りを続けた。このマンション、オーナーは週末に帰ってくるものの、平日は不在。その間、リビングやキッチンも好きに使える。私の部屋はほんと狭くて、ベッドと収納しかない三畳ぐらいのスペースだったけど、平日はのびのびできた。ちなみに、庭にはプール(上の写真)、共用スペースのどこかにはジムもある(最後までどこにあるかわからなかった)ちょっとした豪華マンションで超きれいだった。初めにそんなところに住んでしまうとレベルは落とせないもので。何軒も古い狭小マンションを見たものの、結局引っ越せなかった。

狭い部屋にコンパクトに必要なものがつめこまれた香港の部屋。私にはムリだったけど、もしかするとミニマリストにはちょうどいい?いや、狭いのはよくても家電はいらない、のかな。

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