草加せんべいの話

私は埼玉県草加市出身なので、近所に当たり前に煎餅屋さんがある環境で育ちました。それで、煎餅の手焼き体験ももちろんしたことがあるし、工場見学にも行ったような気もする。小学校のバザーとかのイベントの一角に煎餅の手焼きコーナーがあったような気もする。

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そんなことを思い出したのは、益田ミリさんの【47都道府県女ひとりで行ってみよう】というエッセイを読んでいて、埼玉県で草加市に行ったことが書かれてあったから。しかも店員さんが忙しそうで、せんべいの手焼き体験をできずに帰ってきたとのこと。

そうそう、煎餅屋のおばちゃんってぶっきらぼうで、しかも店頭に誰もいないから、すみませーん!!って大声で呼ぶのも子供の頃は恥ずかしくて、おせんべい買いに行くのも苦労したっけなぁ。

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ミリさんのエッセイの中では、「おせんさん」のことにも触れていたけど、おせんさんは草加駅を出たところにある少女の銅像で、草加せんべいを生み出した人?なのかな?座って煎餅を焼いている姿の銅像なので、隣に座ることができるのです。

そんなおせんさんの銅像がある草加駅は降りて少し歩くとあっちにもこっちにも煎餅屋があり、こんな近くにあって競合ありすぎじゃない?って心配になるくらいあるのだけど、みんな大抵推し煎餅屋があって、それぞれにうまく商売されているようです。多分。

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おせんべおせんべ焼けたかな、っていう手遊びでもよく遊んだもんだけど、別に草加市の小学生以外もこの遊び知ってるよね??

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