少ないからこそ気付けること

 先日、山登りをしました。
 いつもは、道中に食べるお菓子を数種類もっていって、皆とシェアして休憩の際に食べています。特に美味しいのはチョコレート。パクパク食べていました。

 先日は、チョコの小袋を一袋だけにしました。すると、往復が完了する最後まで、チョコを食べていたいと考え、大事に食べていました。
 数個一気に食べるなんて、ムダなことはしません。すると、食べることに頭が行かないので、より景色を楽しむことができたんです。

 明らかに「あれ、いつもとなんか違う」と感じ、「お菓子を食べすぎている時より、疲れにくいかも」と気づきました。お菓子も大事な楽しみの一つ。ただ、たくさんあればいいってものでも無いことに気づけました。

 普段もそうかもしれません。仕事で「あ、今日は余裕があるな」と気持ちに余裕が生まれることはいいですが、その時間をフルに使って業務をこなしていては、惰性になってしまう。少しでも時短をして、早く帰るという考えを持っていたいと思います。

 お金もそう。お金があれば、欲しいものをネットで探して、特に買わなくてもいいものを買ってしまう。普段は買わないけど、コンビニでジュースを買ってしまう。持っていれば、持っているだけ使ってしまうのは、僕の悪い所だと思います。

 山登りも、時間も、買い物も、「少ないことの方が、豊かになれル気がする」んです。余計なことを考えずに済むから。欲を手放すことができるから。

 その価値観を、よりアップデートしていきたい。そんな日々の気づきでした。

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