西村権太郎

writer。出生から半世紀経過、東京都世田谷区出身LGBTQのG。法学部卒。インター…

西村権太郎

writer。出生から半世紀経過、東京都世田谷区出身LGBTQのG。法学部卒。インターハイ・国体・インカレ等出場。合宿・出張等で諸外国への入国回数は約50。職歴はメーカー広報、映画関連、マネージャー職等。趣味は米の映画TV鑑賞とそのレビュー作成、洋雑誌、景色を見る事、屋外でビール

最近の記事

映画感想文17:Judy

poor thingsはまだ良いとして、 タミー・フェイを除いて これで1981年迄のオスカー主演女優賞を獲った映画は全て目を通した事になります。 ルネイが超全身全霊で彼女の持てる能力&ガッツ 全て出し切って来ました。 一瞬もルネイ・ゼルウィガーな瞬間は有りませんでした。 ハリウッド女優史上最高のパフォーマンスだと思います。 ↓↓↓ 自堕落で享楽的な昔のハリウッド・セレブの失墜って良く聞きますよね。 マリリン・モンロー然り。 それでもやっぱり僕は、満パイの通勤電車で毎日毎日

    • 映画感想文16:Stage Mother

      煩さ過ぎず小気味良いショーが観れる、こぢんまりアットホームで、お洒落だけど落ち着いた感じの、 オーバードーズで死んだ息子が遺したそのゲイバーみたいに、 静かな感動を呼ぶ可愛い作品だった。 ↓↓↓ 訳有って昨日二丁目で飲んだのですが、私はやっぱりオカマ苦手です。ゲイぎらいのゲイって訳です。 で昔からドラグ・クイーンがホントキモくて嫌いで仕方無くて、ゲイ業界でも幅を利かせてるのが意味分かんなくて。 つまりその、どうしても女の格好がしたい、迄は仕方無いにしても、なんであんなドギツ

      • 映画感想文15:Arrival

        ① 宇宙人って相変わらずああゆう風体なんでしょうか? ここ最近の新しい映画ですから、何か新しいものを提示てしくれるのかな?と期待して観ました。 ま四角だったりして。とこ期待しなぎら。 そうしたらなんて事はない、昔から良く居るあの火星人的な。 つまり結局はタコタコりんみたいなタコりんがノコノコ出て来る。 ② 私は結構何回も転職していて、同じ仕事でずっと、だとか熟練した職人さんとか 何かをずっと続けた・研究した人、専門家、研究職の人とか憧れます。 自分に無いものだから。 な

        • 映画感想文14:A Room with a View

          長年観たいと思っていた作品を、やっと観ました。 長年観なかったんだったら、観たくないのでは?と思ったりしますが そうではないんですよね。 よし映画観よってタイミングの時に そうゆう気分なのかどうかって感じです。 確かに、映画館に迄は行かないかも。 でもコスチューム・プレイで言うと dangerous liaisonsとか age of innocenceは 高校・大学の時、劇場に行きました。 観なきゃと思ってやっと観れたのは ゴッドファーザーとかです。 全然観たくない。 そ

        映画感想文17:Judy

          映画感想文13:A Man Called Otto

          私はゲイなので、子供や家族を持てません。且つ両親も死に済みで、親族はゼロです。 姉は居ますが、40歳の頃カミングアウトをすると、義兄(姉の夫)からうちの息子(幼稚園に通う甥っ子)に近付くな、触るなと言われ縁を切りました。 死ぬ迄の暇潰しでしかなく、子供が可愛くて幸せそうな同級生等友達が羨ましいのですが、逆に子供が手を離れた後とか何目的で行きてるのかが謎で仕方ありません。一足早目に孫とか居る友達も居て、まあ、孫は可愛いでしょうけど。 彼等が達成・得たものを、私は何も得られて

          映画感想文13:A Man Called Otto

          映画感想文12:No Way Out

          凄く面白かった。 夢に出て来そうな 『隠れん坊・鬼ごっこスキルを フルに活用しなければ命が無い』 そんなシチュエーション。 しかも自分が追い掛けられてる癖に 周りは気付いてないから 「絶対捕まえろ」とか指令されて 「あはい分かりました…」とかっつって 何でもない振りして オフィスワークを続けなきゃいけないとゆう。 そして結局コスナーは 浮気相手の男が戻って来て裏口から逃げたり 通気孔に隠れたり コソコソ野郎に見えてしまった。 体も華奢で、なんだかあんまり魅力的じゃなかっ

          映画感想文12:No Way Out

          映画感想文11:The Trip to Bountiful

          これを観たので、 poor things tammy faye judy 以外は 1981年迄 アカデミー賞主演女優賞を獲った作品は 観た事に。 凄く昔で、子供の時過ぎて まだあんまり分からなかった時な気がしますが、 この翌年以降は マーリー・マトリンが受賞、aliensでシガーニー・ウィーバー、ペギースーの結婚でキャサリン・ターナーがノミニー。 その次の年ムーンストラックでシェールが受賞、fatal attractionのグレン・クローズとかが候補となんか華やか。 で観

          映画感想文11:The Trip to Bountiful

          映画感想文10:Children of a Lesser God

          私がこの世で1番好きな事柄が、アカデミー賞受賞式と主演&女優賞です。 作品賞を獲ったやつは観なきゃと必死で観てますが、主演女優賞を獲得したその作品は、 割と自然に観てたみたいで、好き嫌いが激しい私ですがタミーフェイ、ジュディー、バウンティフルを除けば、今から1980年ぐらい迄のものはだいたい観てるみたいです。 そんな中に在って、このchidren of a lesser godは、観なきゃ観なきゃと思ってて、なかなかそうゆう気分になれないやつの1つでした。障害を持った方の恋

          映画感想文10:Children of a Lesser God

          映画感想文9: Nomadland

          日付で言うと今日、時差が有るので 明日の朝ぐらいからLAでアカデミー賞の授賞式が始まります。 エヴエヴはまだ観てないですが これで1971年から2022年迄の作品賞は 網羅した事になります。 勿論それ以前のものも、サウンドofミュージックとか gone with the windとか ベンハーとか 飛び飛びで観ていますが。 1970年のパットンに興味が持てなくて、遡り作業、止まっていますw ↓↓↓ つい最近観たミシシッピ・バーニングで フランシス・マクドーマンドさんが

          映画感想文9: Nomadland

          映画感想文8:Nocturnal Animals

          作風や物語の構造は気に入ったけれど 劇中劇が心底不愉快! 謎に手錠外しちゃう、 油断する、 リベンジも全然スッキリしない。 外っかわの勝手なイメージだけで観たから、 劇中劇の、ああゆう感じを観る気分じゃなかったのに突き付けられて あ〜不愉快と思いました。 とは言えトム・フォード作品は ア・シングル・マンも観ましたが 割と商業的に撮れる人だなあと思っています。映画としては良いものでした。 ↓↓↓ 結論を言うと、この映画のメッセージは やっぱり復讐だと思いました。 劇中で

          映画感想文8:Nocturnal Animals

          映画感想文7:Pleasantville

          ウィザースプーン歴の始まりです。つまり私達は彼女の名前をこれで知った訳です。 この後cruel intentionsも軽くヒット、electionはインディペンデント・スピリットとかオスカーで受賞/候補、アレクサンダー・ペインが評判に。その後はフレンズのアイコニックな妹役を経てlegally blondに繋がって行きます。crazy in alabama、LB2もヒットしてwalk the lineで主演オスカーも獲得。その年フェリシティー・ハフマンも候補でしたから彼女にも獲

          映画感想文7:Pleasantville

          映画感想文6:Paris, Texas

          観なきゃとは思ってたけど kylie minogueのお陰で やっと重い腰を上げる事が出来ました。 "tension"のPVです。 小6か中1の時既に こうゆう映画が有るという事は知ってましたから、40年越しに観たって訳です。 そもそも映画好きというよりアメリカ好き。アメリカの家屋とか服とか彼らの生活を私は見たいらしいんですが、なので違うのかなと思ってたんです。ヴェンダースだしパルムドールとかなので。でもそれは勘違いで、どアメリカでした。 退屈なんじゃないかと二の足を踏

          映画感想文6:Paris, Texas

          映画感想文5:The Exorcist: Believer

          そのお母さんと娘の対面を、50年振りに目の当たりに出来た訳ですから、 劇場を出た後は、 ホンワカ暖かい幸せな気持ちになれました。 ↓↓↓ 先日、マコーレー・カルキンがウォーク・オブ・フェイムに入りました。 又今年のオスカーではレイ・ドーン・チョンじゃなくて何だっけ、キー・ホイ・クワンが助演賞を獲りました。 こないだレイア姫がハン・ソロに向かって「あたし髪型変えたの」っつった時も痺れましたが、 and just like thatへのサマンサ・ジョーンズの復活や シャナン・ド

          映画感想文5:The Exorcist: Believer

          映画感想文4:Mississippi Burning

          アメリカの黒人に対する迫害の物語だと思っていませんか? 違います。 あらゆる差別・偏見・迫害・攻撃・暴力・権利の不当な侵害が良くないっつってるんです。 昔のアメリカの白人悪いよな〜 じゃない。 あなたもやってます。 同性婚に反対したり キモいっつって対等に接しなかったり 嫌ったり 憎んだり 風呂や便所の事でビービー言ってる場合では有りません。下らん。 全ての人間に同等の権利を、 と言った議論が非生産的? 同性愛は趣味みたいなもの? 日本の国会議員は無知過ぎます。

          映画感想文4:Mississippi Burning

          映画感想文3:The Accidental Tourist

          長年観たかったやつを、やっと観れた。 ジーナ・デイビスにオスカーをもたらしたのは、どんなもんだろうかと。 で2時間1分。 退屈な瞬間が1秒も無い、穏やかで行儀の良い作品だった。 難点は、後半、主人公の感情に全く寄り添えなかった事。 謎に冷たくしたり、急にそっちかよ!みたいな。 それがなるほどってならない。 ↓↓↓ アカデミー賞の助演女優賞は僕にとって凄く気になるものなんです。 小学生の時から長年応援したジェニファー・コネリーが後々獲って嬉しかった、ってゆうのもあるし my

          映画感想文3:The Accidental Tourist

          映画感想文 2:A Christmas Gift from Bob

          困り事がキチンと片付いて すっきりホンワカする良い作品。 良い映画は言葉でクドクド説明しません。 marley and meやa dog's purpouse観た時、犬と映画は似ているなと思いました。彼らは喋りませんから。 猫も然りで、表情筋の少ない、クールな彼等が僕は大好きなんです。 2は薬物依存的な側面はあまり描かれていませんでしたし、1で紹介されたかどうか主人公の生い立ちは分かんないんですが、今(2023)年8月のニュースでは、ジェームズ・ボーウェンさんが又ホームレ

          映画感想文 2:A Christmas Gift from Bob