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父親と縁を切りたい理由

お金の無心。

こういったものは家族間でも起こるものなのだろうか。


父は随分昔から、母にお金の無心をしているようだ。

そして、その愚痴を母から延々と聞かされる。

たまったものではない。


額は大体いつも数十万円。
ギャンブルをしない父だが、一体何に使っているのだろうか。

本人は「生活費が足りない」などと言っているようだが……

それにしても、母に対して精神的暴力・経済的暴力を行う父が嫌いだ。

わたしから父にお金の無心について言ったら爆発するかもしれない。

そういう危うさを持っているとも思う。


普段は優しいが、どこで逆ギレするかわからない。
逆ギレしたところで、顔を真っ赤にさせてただ文句を言うだけなのだが、それもなかなかに疲れる。


お金の無心とは別に、わたしには父との思い出で忘れられないできごとがある。


わたしは中学生のとき、不登校気味だった。
毎朝しんどくて食欲が低下していたほどだった。
だらだら朝ごはんを食べながら「学校行きたくない」とボソッと言った。

そのとき父は、「ただ学校が面倒くさいだけだろう」と蔑んだ目で言い放った。


涙が止まらなかった。
堰き止められない涙のなかには悔しい気持ちと理解しようとしてくれない寂しさが混じり合っていた。


いくら父との楽しい思い出があっても、そのできごとで塗りつぶされてしまう。

それに加えて、先述したお金の無心である。

わたしは、父親と縁を切りたい。
これ以上母とわたしの心を擦り減らさないでほしい。

ここまで読んでくれた方、ありがとう。

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