「会社を辞めたい」の変化、その後

会社の何が嫌なのかが上手く言語化できずにもやもやとしていた。今朝目が覚めた瞬間に、すーっと、理屈が下りてきて、声を上げてしまった。

小さい組織でもよいので自分の思う通りに仕事をしたい。そんな性格が自分にはあると思っていたが、現組織の上司にはいろいろな意味でレベル的に太刀打ちできず、この部署で中心人物になる(出世する)のは難しいと思い、スペシャリスト(人財育成やキャリア支援)としての道を模索していた。

スペシャリストを目指していたが、なかなかスペシャリスト的な仕事は回ってこない。回ってくるのは雑用ばかり。雑用といっても、派遣社員に任せるようなものではなく、それなりに責任が伴い、調整能力が求められるもの。ただ、将来性がなく、攻めの仕事ではないもの。会社にとっては必要だということはわかるが、自分にとっては全く興味を持てない仕事。
具体的に言うと、監査対応、労務管理、予算取りまとめなど。決しておろそかにしてはならないが、その先に明るい未来や、イノベーションが見えてこない・・・。

なんで、こんな仕事ばかり回ってくるのかと考えてみたら、ライン管理職がやりたくない仕事(面白くない、自分のためにならない仕事)、やりきれない仕事を押し付けられているんだと気が付いた。
ライン管理職は、部下のマネジメントがあるので、こういった仕事はおのずと役無し管理職に回ってくることは仕方がないこと。
一方で未来のある仕事は若い人にやらせた方がよいし、若い人がやりたい仕事があれば優先的に若い人にやらせた方が、組織としての未来が明るい。
ふと、そのことが明確にわかって、どうやってもアラフィフの役無し管理職には、余った仕事しか回ってこないということに気が付いてしまった。

これは、キャリア面談で毎回、「自分は人材開発やキャリア支援領域のスペシャリストになりたいので、その領域の仕事にシフトしていきたい」といくら訴えてみても、それが実現する日は永久に訪れないのではないか。

ということに、今朝、突然、気がつき、このままここにいたら、いいように使われて終わってしまう、と危機感を募らせた。

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