それは、毎朝およそ5分ずつ続けている語学学習である。私の語学学習歴は日本語（母語）を入れると4か国語に及ぶ。もちろん、流暢に話せなかったり、書くのが難しかったりする言語もある。そしてよく間違いもする。最近の間違いでいうと、How to deal withと書きたかったのに、How deal withとしてしまった。

でもいいのである。

　間違っても、少し伝わりづらいことがあっても、『果敢に挑む』その現実を自分で作り出していることに意味があると信じているからだ。何よりも、自分はまだまだだと思えることも重要だと思う。世界にはもっと多くの言語を話す人がいるから、これは決して多い方ではない思う。

　そして、こと英語については毎朝の学習を欠かさない。ただ、続けることを最優先としているので無理はしていない。無理せずとも、１日の中で5分だけはその時間に充てることができている。5分しかと思うか、5分も勉強できると思うかは、捉え方の違いだと思う。私は後者の考えを大切にしてきたし、これからもそうありたい。あと3ヶ月もすれば、これまでの学習記録が500日に達する。

　1日5分が500日分である。2500分、つまりおよそ42時間である。42時間をスマホやテレビ、ゲームなどの余暇として過ごすのか、自分の習慣化した目標に向かう時間とするのかで、自分の生活指針が全く変わってくると思う。

　中学校の時、尊敬していた先生がいた。その先生は家庭科の先生で定年間際のベテランだった。決して目立つような先生ではなかったが、準備をしっかりして、丁寧に生徒に向き合ってくれたと思う。今振り返ると、先生が真摯に向き合ってくれたことで、できるようになったことが多くある。

　そんな先生が、私が卒業する時に送ってくれた言葉が、今でも私の人生の応援歌のサビのようである。

継続は力なり

　
　この言葉通り、何か一つ継続してできていることに自分で自分を励ましたいと思う。そしてこの言葉は、あの先生自身の応援歌だったんじゃないかと思う。

　さあ。明日も5分だけ頑張ろう。

#習慣にしていること