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生まれてすぐに危機に直面した長男

子供を育てる過程には、大きい小さいにかかわらず、命の危険にさらされることがあります。

長男の場合。生まれてすぐに、危機がありました。

まだ新生児だったのに、夜中に夫が、暑くて扇風機をつけました。
新米パパは赤ん坊に風を直接当ててはいけない事を知りませんでした。

長男は、熱を出してしまいました。
私は、激怒しました。
殺す気か?!
そのぐらい常識だろうと思いました。


我が家から、息子が通う小学校までは、まず、家から駅まで徒歩だと30分ぐらいかかります。
行きは車で送るとして、帰りは、徒歩かバスです。
それから、電車に5分乗り、その後また、30分ぐらい歩きます。

入学する前に、一緒に練習をしました。
まず、駅まで歩き、電車に乗って、また歩きました。
電車のマナーや、道の歩き方を教えました。

学校に着く前に、
「もう歩けない」
と泣き出しました。
それぐらい、小学生にとっては、遠かったのです。

でも、その頃には、もう次男と三男が生まれていて、
私は、長男をお兄ちゃんとして見ていたので、
意外と心配をしていませんでした。

それだけ長男がしっかりしていたのでしょう。
あとで、考えれば、ずいぶん怖いことをしていたように思います。
一度一緒に行っただけで、よく一人で行かせたなと。
あれが他の子だったら、出来なかったかもしれません。



そして、学童保育所にも入れました。
けれども、行き始めて少したった頃、辞めたいと言い出しました。

理由を聞くと、上級生にちょっといじめられていたようなのです。
私まで、辞めさせた方がいいのだろうかと考えだしました。

私は、心配になって、指導員の先生に相談しました。
すると、先生は
「お母さんが、そんな曖昧な気持ちではいけない」
とおっしゃいました、

ここで私がしっかりしなければと思い返して、行かなければならない
のだということを毅然と話しました。
すると、その後は、楽しく通うことが出来ました。



外に出れば、多少の嫌な事はあるでしょう。
そのことから1度逃げてしまえば、嫌なことがあるたびに、
逃げてしまう
事になってしまいます。
一度ぶつかって、解決することが出来たら、それが自信になります


その後、弟達も全員学童保育所でお世話になりました。
あの時、簡単に辞めていなくてよかったなぁと、つくづく思います。
ほんとうに、学童保育所のメリットは、たくさんありましたから。



私も、だんだんと、肝っ玉かあさんに成長して行きましたが、
最初は、そんなことぐらいでビビっていたのです。

成長出来たのも、指導員の先生方のおかげです。
毎月、親と先生方の会議があったのですが、
最初は、正直、面倒だなと思っていました。

でも、そこでの先生方のお話が、ためになることが多くて、
私が見逃していたようなことを、教えていただきました。

それは、何だったかと聞かれても、たぶん、今となっては
それが当たり前になっているので、忘れてしまいましたが、
親も育てていただいた事は確かです。



それから、ケガもいろいろしました。

少年ラグビー教室🏉に入っていました。
目の上を縫うケガをしました。

自転車で歩道を通行していた時に、車にはねられたこともありました。
電話がかかってきた時は、ゾッとしました。

幸い、手の骨にヒビが入っただけですみましたが、
本人に会うまでは、心配でたまりませんでした。



病気については、男の子は、腸が弱いとかよく聞きますが、
幸い、ほとんど病気はしませんでした。
1度高熱を出した記憶があるぐらいです。



ずっと目を離さないでいた幼い子が、
目の届かない所へ行く時、もう祈るしかありません。


こうして、なんとか無事に大人になってくれました。

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