人生について真剣に考えたことがありますか？
真剣に考えることなく望む人生を生きることができると思いますか？
真剣に考えた分だけ素晴らしい人生になると思えませんか？　
ここであなたの人生を変える”きっかけ”に出会えるかもしれません。
たった一度の人生、楽しい人生だったと思える人生にしましょう。
（人生の基本から始めて幸せや夢を！）

 まえがき
　私たちが人生で苦労する問題（試練）はありとあらゆる分野に及びます。　 感情の問題（心配・不安・怒り）、人間関係の問題、仕事の問題、健康の問題、金銭の問題、幸せや夢の問題などです。
　
　しかし、今までの私たちはこれらの難問について真剣に考えたことがあったでしょうか。人生について学ぶことなく人生が好転することはないのです。つまり、人生をもっと良くしたいと本気で思うのであれば人生について学ぶしかないということです。
　
　私は、病気になったことが”きっかけ”で人生について考えることを余儀なくされました。それは、今までの考え方では絶対に人生は好転しないと感じたからです。
　人生に関するすべての問題を解決することは不可能ですが、ある程度でも解決することができれば生き甲斐（希望）ある人生を生きることは可能になります。
 
　大切なことは人生についての知識を集めるだけではなく、自分の人生を振り返りながら考えることです。そうすることで、自分にとって必要不可欠な課題だけを見つけ出すことができるようになります。ですから、本書では私の人生経験を基盤として説明しています。
　
　本書の目的は、人生を少しでも楽しく生きられるようになることです。物事は理解していく順番が大切なのです。ですから、本書では次の流れで説明していきます。
 
①　第一弾　”新しい扉”
　1）人生についての基本的な考え方から始めよう
　・　「間違った考え方」「間違った思い込み」に気づき、人生の考え方を
　　　変えよう。
　・　”幸せと夢を目指す前に”大切な事前準備から始めよう。
②　第二弾　”心の扉”
　1）感情、仕事、人間関係などの問題に取り組もう
　・　無駄に苦しんできたことに気づき”今、この瞬間”を大切に生きよう。
　・　考え方を変えるだけでも人生は生きやすくなることもあるのです。
③　第三弾　”幸の扉”
　1）「幸せとはどういうことか？」「私の望む幸せとは何なのか？」につ
　　　いて考えよう。
④　第四弾　”夢の扉”
　1）夢を叶えるために必要な考え方を学ぼう。
　・　夢ある人生が希望ある人生になるのです。
⑤　第五弾　”未知の扉”
　1）見えない世界の知識から学ぼう。
 
　人生について考えなければならないことは、ありとあらゆる分野に及びますので大変なことです。しかし、自分の生き方に直結する重要な問題ですので、一度真剣に考えるだけの価値は十分にあります。そして、人生につて考えた分だけ人生は生きやすくなるのです。

「今日から人生について考え始める」「またの機会に考える」、これから先の人生をどのように考えて生きていくのかは、あなたの選択しだいです。

　”はじめに”①～④を無料公開いたしますので、内容をじっくりと読まれて、自分の人生と向き合って考えてみてください。

第1回　はじめに　①

　いきなり厳しい言葉から始まりますが、私が人生について考え始めてから気づかされた言葉であり、今でも私自身へ言い聞かせている言葉でもあります。もちろん、今の人生に満足しているのであれば不要な言葉ですが、満足していない人生を少しでも良くしたいという考えを持っているであれば、あなたにとっても非常に大切な言葉になるでしょう。
 
・私の人生は「どうせこんなものだ」と、あきらめて生きてきませんでし　
　たか？
・「私は学生時代成績が悪かったから」「生まれ育ってきた環境が悪かった
　から」など、この世で一番大切な自分自身を否定的に見て、自分で自分を
　苦しめたり、うまくいかない理由を周りの責任にして、目の前の問題から
　逃げて生きてきませんでしたか？
・現在の生活に不満を持ちながらも現状を変えようと挑戦することも頑張る
　こともしないのに、「いつかは、私の人生も好転するだろう」と、妄想だ
　けをいだいて生きてきませんでしたか？
・「人生について」「幸せについて」「夢について」など、必要な知識を学
　ぶことなく、それでもいつかは人並みに楽しい人生を過ごせるだろうと間
　違った思い込みで生きてきませんでしたか？　
・この世で一番大切な自分の人生について真剣に考えることもなく、欲望の
　ままに周りに流されながら生きてきませんでしたか？
 
※　そろそろ、気づきましょう。「人生は頑張った分だけしか得ることが
　　できないのです」残念ながらそれが人生なのです。
 
　人生をもっとより良くしたいと思うのであれば、人生について一度は真剣に考えてみることをおすすめします。人生についての知識が不足していると、「間違った思い込み」や「間違った考え方」で、苦しまなくてもいいことで苦しんだりと、たった一度の大切な人生を苦しみながら生きていくことにもなりかねません。
　
　しかし、ここで一度真剣に人生について学び知識を増やしていくことで、考え方が変わりより良い人生に変えていくことが誰にでも可能になるのです。人生について考えたい内容については、「概要説明」で後述致しますので参考にされてください。
 
　まず最初に知っておかなければいけないことが、私たちは、社会人になるまでの学生時代に「幸せについて」「夢について」「人間関係について」「怒り、不安、心配などの感情について」「試練について」「仕事との向き合い方について」など、生きていく限り向き合わなけれならない数々の試練（問題）についての教育を受けてこなかったということです。
　ですから、人生を今まで以上により良くするにはこれらに関する知識を知ることなく、今まで以上に満足する人生にするのは難しいということです。
 
　たとえば、「幸せとは、どういうことなのでしょうか？」「幸せになるには、何をすればいいのでしょうか？」など、幸せについての知識もないのに本当の意味での幸せになれるでしょうか？
　また、友人に理不尽なことを言われて怒りの感情がこみ上げ口論となり、それが憎しみに変わり友人との関係が壊れてしまうこともあります。
　しかし、事前に怒りという感情にについての知識を持っていれば、友人との関係を今まで通りに保つことも可能になります。
　
　とくに、怒り、不安、心配などの感情は、日常的に体感するさけられない代表的な感情ですので、私たちの心を頻繁に痛めたり苦しめたりします。できるならそのような思いを最小限にしたいものです。人間は感情の生き物ですから、完全にそれらをなくすことはできませんが、それらに対応できる効果的な知識を身につけることで可能な限り減らすことができるようになります。
　今までに人間関係の問題で苦しんだことを思い出して見てください。思い出すだけでも嫌な気持ちなる経験があったのではないでしょうか。
 　現在の状況に不満があるのであれば、今までの過去の行動や考え方に問題があったいうことです。

　つまり、現在の状況が「結果」であり、過去の行動が「原因」ということです。
　
　ですから、今までの考え方のままで生きていけば、数年後も同じ結果にしかならないというこです。これからの人生は、現在の考え方を変え行動を変えることで数年後の「結果」を変えるしかありません。人生の考え方を変えるには、人生に必要不可欠な知識を学んで自分なりのしっかりとした考え方を作り上げる必要があるのです。
 
　しかし、学んだり勉強するのは大変ですよね。社会人になって長年勉強をしていなければ尚更です。学生時代は勉強をしなくてもテストの成績が悪いだけですみます。そして、「次から頑張ろう」と思うだけでよかったのですが、人生においては「人間関係」「仕事」「感情」など、間違いや失敗をすれば幾度となく同じ苦しみや辛い思いを味わい続けなければなりません。
　
　しかし、それらを少しでも回避してやわらげる方法があるとすれば、少しは勉強をして知識を増やしてみようという気持ちにはなならいでしょうか。
　勉強したことが結果として、毎日の日常生活を楽にしてくれるのであれば、当然勉強するだけの大きな意味がありますよね。
　
　結局、どのような人生を生きるのかは自分自身しだいということです。ほかの誰かがあなたの人生を変えてくれることは絶対にないのです。
 
　私たちは、学生時代に人生についての教育は受けてきませんでしたので、社会人になってから学ぶしかないのです。そして、大切なことは学ぶ順番です。人生全般の基本的で大切なことについて学ぶことなく、いきなり幸せや夢を目指そうとするからうまくいかないのです。
　
　人間誰でも「幸せになりたい」「夢を叶えたい」という切なる願望を持っています。しかし、多くの人が途中で挫折してきたのではないでしょうか。　
　そのひとつの大きな理由が、学ぶ順番が間違っていることだと、私は人生について考え始めてからやっと気づくことができました。
　
　成功体験の少ない私たちは、身近な目の前の問題を解決しながら小さな成功体験を積み重ねていくことで、幸せや夢を目指すための事前準備が必要だったのです。

最後までお読みいただきありがとうございます！

次回　「第2回　はじめに②」を掲載いたします。
 （掲載予定：2024年4月1日　月曜日）