僕のヒーロー
これはいつかの話。
いつかって言ってもつい最近の話。
僕には孫のことが大好きなおじいちゃんがいます
(おばあちゃんもいるけどその話はまたの機会に)
孫のことが大好きなので週1で会いに来ます。
週1で会いに来てくれるんだけど、
たまたま予定が合わなくて
2週も続けて顔を見せてあげられなかった。
会いに来てくれてたのに、、。
「今週は顔を見せれるようにしないとなー」
そーやって考えてた月曜日。スマホの音が鳴る。
内容はおじいちゃんから。
とんでもない絵文字の量と共に、、
「水曜日いくよー!」って笑
可愛いんです。うちのおじいちゃんは笑
そしてなんと朗報。
水曜日はバイトも課題作成もない!!
つまり会える!やっと!笑笑
そして水曜日の話、、、
家に帰るとレモンハイ片手にほろ酔いのおじいちゃんが出迎えてくれるやいなや、台所へ、、
刺身を捌いてくれるみたいです。笑
はたや、おじいちゃんに久しぶり!ただいま!って言ったあと目に飛び込んで来たのは大好きなバウムクーヘン!これは食べる以外の選択肢なし!
刺身を捌くおじいちゃんの横で
バウムクーヘンに1番合うホットカフェラテ淹れる僕。ちょっとした趣味なんです。
コーヒーとかラテを淹れるの。
すごくいい香りで☕️
それでもど素人だから、
ラテアートはまだ描けずにいて。笑
すると刺身を捌くおじいちゃんから
「そこに絵かいてくれよ」って
ごめんねー、描けないのよーって言ったら
「なんだ。描けないのか。」って
あーがっかりさせちゃった、って思ったら
ポケットゴソゴソして
「これ使って練習しろ!」って
手のひらには折りたたまれた2,000円
おじいちゃんにとっては孫にあげるつもりだったお小遣いの2,000円だったかもしれない。
(それも図々しい話なんだけど。笑)
でも人の技術を伸ばすためだったり、趣味を広げるためだったりに投資という形でお金はなかなか渡せないと思うんです。
でもおじいちゃんはさも当たり前のように
僕に投資をしてくれた。
なんかその時、
俺もこんなふうにならなきゃなーって
感じたんです。
そんなおじいちゃんは、僕のヒーローです。
おじいちゃんがまだまだ孫を可愛がれるように
いっぱい勉強して元気な身体を維持させてあげます!(自分得)
いつまでも元気でいてね!
僕のヒーロー!
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