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私の学び直し(ざっくり)


#私の学び直し

1 私の考えときっかけ

まず、私にとっての「学び」について少しお伝えしたいです。
私は、学びに関する仕事に従事しています。
学びこそ人生で、遊びを含めどれだけ学ぶかが人生の醍醐味だと思っています。
この世はまだまだ完璧ではなく誰でも変えられますが、そこに学びは必須で、学ばない者に(理想の)世はつくれないと思います。

昨今の日本企業(社会)衰退や疲弊の一因も、ここにあると思っています。
もともとは義務教育に原因があり、「大学は就職するために入るもの」といった考えも深く浸透してしまったので、学びの楽しさや再現性が足りず「学び不足人(学びの足りていない人)」が増加しています。
「100年時代」や「(工業社会でない)知識社会」が訪れスキルのアップデートが必要なのに、「学び不足人」は変化(=成長)することができません。

就職後の学びに関する考えは職場によって差があり、私の場合「学び直す時間があるなら、残業して仕事しなさい」といわんばかりの環境と隣合わせです。
それがメンバーの視野を狭め、組織の「村ルール」の押し付けにつながり、企業のダウンサイジングや社員のエンゲージメント低下を招いているように思います。

この状況と自ら、或いは学びや教育の未来に危機感を抱いたことが、私が学び直しを加速しようと思ったきっかけです。

2 私の学び

私の学びは、概ね以下に分類されます。
ⅰ 読書
ⅱ オンラインコミュニティ
ⅲ 資格取得(のための勉強)
ⅳ セミナーやeラーニング
ⅴ SNS活用(メタバース含む)
ⅵ 日常(アウトプット)

ⅰ 読書


私は、月に2冊程度読書します。
自宅に本をためたくないので、ほとんど図書館で借ります。
それだと「読んで終わり」になるので、読みながら印象に残る箇所に付箋をはり、その箇所を音声AIでテキスト化してストックします。
これにより「1読む→2音読する→3(AIの文字起こしが正しいか)再度見る→4印象に残った部分を振り返る」というフローが成り立ち、理解度と記憶度が上昇します。
また、癖で複数図書を平行することはなく、1冊ずつ読み終えます。
よくある「最初の何ページか(或いは目次)を読んで判断」みたいなことは少なく、作者に向き合う気持ちでだいたい読み切ります。
最大の悩みは、読書中の眠気です。
改善策として、「オーディブル」の活用を検討しています。
「本は古い」と言われそうですが、体系的、網羅的に学ぶことを目的とするに最高手段だと考えています。
あとは、「同じテーマ、作者を複数冊読む」という手法もありますが、私はそれだと飽きるので意識的にサンドしています。
「楽しみを控えておく」ことで、スピードアップを兼ねます。
また「難しい」と感じた本は素直に諦め、またの出会いを自然に待ちます。


ⅱ オンラインコミュニティ


コロナを機に、3つのオンラインコミュニティに所属しました。
1つは仕事関係のもので月額定額(Aとします)、もう1つは所謂「サードプレイス」用に所属するコミュニティ(B)、3つ目は検定取得をきっかけに所属したもの(C)です。
Aは同業の集まりで、メインの生業について最新動向のキャッチアップと緊急時の横のつながりを目的とした「見る専」です。
Bは「心理的安全性」「ウェルビーイング」に関するもので、今もっとも可能性と有用性を感じています。
他のオンラインコミュニティと比べ、「メンバーとのつながり」が圧倒的に強いです。これについては、別記事でシェアしたいです。
Cは、「ディープラーニングG検定」合格をきっかけに所属しています。身につけたスキルを維持できるよう、合格後もハンズオンの実践演習(研修)や勉強会などが定期的に開催されます。
他に「日本プロフェッショナル講師協会」も入りましたが、無料期間終了を機に脱退しました。

オンラインコミュニティにおける学びとの親和性は、「新鮮さに基づく気づきの量」です。
コロナでリアルで人と会う機会が減少し、オンライン化が進んだことにより気軽に他者と交流できるようになりました。
普段関わらない人との会話は刺激と新鮮さにあふれており、気づきが豊富にあります。
加えて「お金を払って空き時間にオンラインコミュニティに参加しよう」と考える人は総じて学び好きな方が多い印象なので、互いに刺激しあえてお勧めです。

ⅲ 資格取得

この2~3年で、「ITパスポート」と「ディープラーニングG検定」を取得しました。
どちらもテクノロジー関係で、畑違いの私にもそれほど難しくありませんでした。
それぞれ2~3か月くらい書籍とネットのコンボで独学し、一発合格でした。
久しぶりに、試験時のアドレナリン放出を感じることができました。
「Iパス」は、大学入試共通テストに加わる「情報Ⅰ」に通じる「これから国が求めるデジタルリテラシー」ということで、若い受験生ばかりでした。
「G検定」は、興味のあった「オンライン入試」でした。カメラ監視があるわけではないのである意味「カンニングOK」ですが、「出題量(の多さ)」で実質それができない仕組みとなっており、勉強になりました。
今後、同領域だと「データサイエンス検定」「情報セキュリティマネジメント」などに興味があります。
因みに「メタバース」の資格があれば勉強、取得してみたいです。
「コーチング」や「キャリコン」も、検討しています。


ⅳ セミナーやeラーニング


テクノロジーを中心に、オンラインセミナーで学んでいます。
平日日中の開催もありますので倍速アーカイブ視聴か、作業の傍ら耳を傾ける程度のこともあります。
どれも素晴らしいので本当は1つずつしっかり視聴したいのですが、追いつけないのが実情です。
見習って、ゆくゆくは自分でもオンラインセミナーをやってみたいと思っています。
eラーニングはプライオリティがやや下がり気味ですが、「gacco」などで同じくテクノロジー関連のキャッチアップをはかっています。
何度か同じことをインプットすることも、定着につながります。

ⅴ SNS(メタバース含む)


例えばツイッターで大学の講義を配信している人もいますし、「断片的な学びの宝庫」です。
メタバースでは、例えば社会問題についてセミナーや意見も行われているので、時折仮想空間にて学んでいます。
今はclusterに携帯でアクセスすることが多く、自分のワールドもあります。
メタバースは、学びとの親和性が高く(例えば、三次元による立体表現やエジソンのアバターが歴史を語るなど)期待、注視しています。
多種多様な方の発信は、勉強になります(もちろん、NOTEの投稿も勉強になります!)
あとは「googleアラート」に登録して、情報収集と学びを進めています。

ⅵ 日常


何より最大の学びにつながるのが、日常世界でのアウトプットです。
ものの習得はインプットとアウトプットのセットなので、得たことを日常でアウトプットする、試すことなど「行動」を重視しています。
ただ、現実世界ですぐに試せないこともあるので、その意味ではこのNOTEは貴重なアウトプットの機会ですし、メタバースを第三のアウトプットの場とする構想もあります。


3 終わりに

コンテストの締切が本日だと知り、せっかくの機会だと思い急ぎ言語化しました。
とにかく学びについては十人十色ですし、コロナをきっかけに学び方の多様化も感じます。
大人になると「忙しい中、自分のやる気を自分で上げる」ことが大事なので、好奇心の強い仲間とつながることもポイントだと思います。
何かのお役に立てば、幸いです。
では、しくよろ!

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