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5月病を吹き飛ばす笑いの効果

5月病の回復において、笑いが持つ効果は心理学的にも支持されています。笑いは、ストレスを軽減し、気持ちをポジティブに変える力を持っています。以下に、五月病への笑いの具体的な効果と、それを取り入れる方法を詳しく説明します。

笑いの効果


  1. ストレスホルモンの低減:
    笑いは、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げる効果があります。例えば、何か面白いビデオを観た後、人はリラックスした感じを報告することが多いです。これは、笑いによってコルチゾールが減少し、全体的なストレスが軽減されるためです。

  2. エンドルフィンの分泌促進:
    笑いは「幸せホルモン」とも呼ばれるエンドルフィンの分泌を促します。エンドルフィンは自然な鎮痛剤として機能し、気分を向上させます。たとえば、笑いを共有することで親密さが増し、それが更なる幸福感を生み出すといわれています。

  3. 免疫機能の向上:
    笑いが免疫系を活性化することにより、健康が向上するという研究もあります。例として、定期的に笑うことで風邪をひきにくくなるという報告があります。これは、笑いが免疫細胞の活動を促進し、病気からの保護効果を提供するためです。

笑いやユーモアを取り入れてみる方法

取り入れる方法はいくつかあります。


笑顔のパワー: 心理学から見た表情の影響

「笑顔」の効果についてお話ししましたが、実際にどんなことをしたらいいのか一緒に考えてみましょう。

1. 笑うからハッピー?
実は、笑顔を作るだけで、私たちの気分が向上することが科学的に証明されています。これは「顔面フィードバック効果」と呼ばれ、自分の表情が脳にフィードバックを送り、感情が形成されるというものです。つまり、笑顔を作ることによって、実際に楽しい気持ちやポジティブな感情が高まるのです。

「となりのトトロ」のワンシーンで、オバケ屋敷みたいで怖いと警戒しているサツキとメイに、父親が笑ってみな!といって大声でわらって、恐怖感を吹き飛ばす、あのシーン、結構すきなんですよね。

となりのトトロ

認知科学の分野では,「悲しいから泣く」ので はなく「泣くから悲しい」という例のように,感情の変化に伴って起こる特定の身体反応が変化したように認知させることで,自らの感情を喚起させることがで きる現象が知られています。ちょっと辛いなというときは、その逆をやってみるのも手、というわけです。


2. 家族での笑の時間を設ける
我が家は、NHKの「LIFE」がお気に入り
予告があると家族が声かけ合って、
確実にテレビに予約がされたかチェック!するほど
コント大好き!!「LIFE」はたまにしか放送ないので、予約忘れや見逃しがあると家族がもめるくらいには好き💦(平和やな)

「真剣にふざけるっ」ていう設定自体がいいのです。
なにより家族が同じものを見て笑っていることって以外と少ない気がします。コントや漫才をみてみんなと笑いのツボも同じだと、
なんだかほっとできるし興奮するし、一瞬でストレスを吹き飛ばせます。
他には、落語でも、テーブルゲームでもいいと思います。

毎日の生活の中で意識的に笑いがあることは、自分自身だけでなく、周りの人々にもポジティブな影響を与えます。
心理学的な観点から見ても、笑顔は単なる表情以上の意味を持ち、私たちの心と体に多大な利益をもたらす重要な要素です。

物は試し。ぜひ意識的に笑顔を増やしてみてください。


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