霧雨紫雲/キリサメシウン

短編小説や詩をちょくちょく投稿したいと思っております 以後お見知り置きを アイコンは『…

霧雨紫雲/キリサメシウン

短編小説や詩をちょくちょく投稿したいと思っております 以後お見知り置きを アイコンは『私好みの男メーカー2』で作成しました

最近の記事

擬人町の不思議な日常

第二話 酒は飲んでも飲まれるな...! その日の朝、強烈な頭痛で3人とも目を覚ます事になった これが起こったのは数時間前に遡る...。 あの後みんなで鍋を囲んで、お酒を飲んでまでは覚えている だがそこから俺は一瓶で酔い潰れ 熊田さんは二瓶、山猫さんは三瓶と飲んでいたのだ。 べろんべろんになってみんなが寝静まったのが午前3時過ぎの事だった 現在朝七時、もう一度言おう。最悪の目覚めである さて、頭痛を消すために水を飲んだ三人 重い体を起こして、其々帰路に着く あの晩話してわかっ

    • 擬人町の不思議な日常

      第一話 おいでませ擬人町!そのニ 隣の部屋から出て来たのは、熊の様な大きな人で 俺を見ると 「なんだぁ〜?新しく越して来た人だか?」 そう訛りのある喋り方でそう述べており、俺が返答に困ってしまっていると女性の声がして 「ちょっと熊田さん!ダメよ〜、まず自己紹介しなきゃその子固まってるじゃない」 それを聞いて後ろを振り向くと、黒のショートボムに猫耳で目は猫目の女性が現れて、俺を見るなり 「ごめんなさいね、こちらの熊田さん、背は大きいけど、結構優しい人なのよ。あ、アタシはこの山

      • 歌詞 『個性の種類』

        ふらっと見ていたその空 其処に映るはヒカルホシでした それを見て考える、自身の心その奥を モヤモヨ、モヤモヨ 募り募ってく闇の部分 モヤモヨ、モヤモヨ 段々と押しつぶされる 個性の種類、それは無限 人々を包む光の様 個性の種類、それは無限 貴方は一体どんな個性? ふらっと見ていたその空 其処に映るはユウヤケでした それを見て考える、人々の心その奥を キラキラ、キラキラ 光り輝く陽の部分 キラキラ、キラキラ 段々と心軽くなる 個性の種類、それは無限 人を表す音色の様

        • 『命』

          いつも通りの朝 私は今日も生きている 心の何処かで「死にたい」と思いながら 憂鬱(ゆううつ)なんて通り越して、優しさなんて響かなくて、心は死を求めている いつからこう思ってしまった?昔は思わなかったのに いつからこう思ってしまった?昔は楽しかったのに いつも通りの朝 私は今日も生きている 心の何処かで「助けて」と思いながら 信じる勇気を探していて、だけど恐怖が邪魔をして、それでも心は助けを求めている いつからこう思ってしまった?昔は楽しかったのに いつからこう思ってしま

          擬人町の不思議な日常

          第一話 おいでませ擬人町!その一 擬人化というものをご存知だろうか? 動物や物が人の形になったものを言う。 そんな擬人化のものたちが住む町がある、それが『擬人町』である。 さて、その擬人町に一人の青年が越して来た。 名前は青山秀と言う。まず彼は見るもの全てが自身の見てきた物と違うことに感銘を受けていた だが、そんな時もすぐに終わり彼はまず自身の暮らすためのアパートを探していた しばらくすると不動産屋についた 『メェ〜不動産』と書かれていたので入ってみると羊のツノがついて、頭

          擬人町の不思議な日常

          一息突きたきゃいらっしゃい

          おや、いらっしゃい 一息突きたいから、来てくれたんだろ? 嬉しいねぇ、最近はそんな暇が持てない人が多いから来てくれてありがとう さて、今日は何があったんだい? 会社や学校で疲れたかい? 友達や会社の人と喧嘩でもしたかい? それとも彼女、彼氏に振られたり、きらいって言われたかい? 色々思う事は多いと思うけど、一息突いて行きなよ じゃないと、道を踏み外しちゃったり 取り返しの付かない事をやってしまうかも知れないよ? お茶や自分の好きな物を食べて、飲んでゆっくりしよう 人には、一息

          一息突きたきゃいらっしゃい

          『珈琲』

          文明開花により、日ノ本は変わりつつ有る が、そんな中で変わらないのはやはりスランプであろう 時代変われど、考えが思い付かなければ手につかないのはいつの時代も同じである 私は物書きである、それ故にこの悩みが付き纏うのだ。 とある日、私はこのスランプの気持ちを紛らわせる為に喫茶店に足を運んだ 店内は西洋被れはしているが、何処か心が安らいだ。 蓄音機から微かに流れる洋楽も良い。 席に着き、御品書の頁を捲る そこには料理で有ればライスカレー、オムライス、ビフテキ。 甘味で有ればあいす

          #詩

          生きたって いいじゃない 生きたって いいじゃない 腕がなくたって 足が動かなくたって 耳が聞こえなくたって 生きたって いいじゃない 生きたって いいじゃない 喋れなくったって 人とちょっと違ってたって 生きたって いいじゃない それはその人の個性である 個性がある人は人と違った世界が見えるだろう 最後に、一生懸命頑張ってる人だって 生きたって いいじゃない