見出し画像

音楽大好きだけど音楽業界を辞めた話 #3

こんにちは。カメコです🐢

毎日更新と言いながら、早速更新が滞りました… 反省。

今回は、レコード会社で働いてモヤモヤしたことについて書いていきたいと思います。

レコード会社の役割とは…?

レコード会社は、

音楽作品が録音・録画された記録媒体を専門に制作、流通・販売や広告代理業務などを行う事業者

Wikipedia「レコード会社」より引用

だそうです。

難しくてあんまりしっくりこない!
要は、音楽をCDに焼いて売って、それの利益を得るために色々する会社ってことだと思います…

CDが売れない時代と言われてもうだいぶ経ちますが、いまだに日本のレコード会社の主力売上はCDです!!!!!!!

CDの売上の約50%はレコード会社の取り分で、アーティストは1%程度の場合はほとんど…
この時点で、お金がなくて大規模な予算をつけてくれないレコード会社にはアーティストが所属する意味がだいぶ薄れるなと個人的には思います。
(お金をかけて大々的に売り出してくれるならいいけどね!)

サブスクは収益率が低い&偉い人は化石級のベテランなので中々新しいことに対応できない、というのが私の印象でした。
他のレコード会社さんは違うかも知れませんが!

アーティストの将来性<<<現在の売上

音楽に情熱があるとはいえ、結局会社なので利益を出さないといけません。

私が販促だったこともあり、アーティストの3年後の未来より自社の目の前の利益を追求しないと行けない状況でした。
会社員としてお給料をいただいている以上文句は言えないのですが、1音楽好きとしては違和感の嵐…

同じお客様に何枚、何十枚とCDを買ってもらうための施策が主で、ファンの母数を増やすことができないことがもどかしい日々でした。

アイドル系のファンの方だとアーティストに対して強い忠誠心があるので、問答無用で商品を買ってくれるところがありますが、それに甘んじていたらいつかはファンを降りてしまいますよね。

当期の利益はあがるけど、アーティストの将来を潰しかねないやり方に疑問は膨らんでいくばかりでした。


次回も引き続き、モヤモヤした話を書きたいと思います。
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです☺︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?