失敗よりも本当はもっと不安に思っていること
こんばんは、Tomoです。
ここまで、やりたいことを始めるには先ず決断する。
その決断をするときに色んなマイナスを引き受ける覚悟をするっていう話してきました。
今までのマイナス部分の話は、すぐに出てくることを例にあげて説明しましたが、そのマイナス部分は表に出ているマイナスなんです。
あなたが感じている表面的な不安のお話だったんです。
今回はそれよりもっと大事な隠れているマイナス部分の話していきますね。
気付いていない恐れ
自分で起業したいけど自信がなくてまだ始めていない人や、一人で不安で始
められていない人は、これまでのnote記事に書いた普通に思い浮かぶマイナスのことで頭がいっぱいになって、
「失敗したらどうしよう・・・。」とか、
「周りの人に妬まれたら嫌だな。」とか思っていますよね。
でも本当はもっと不安なことが他にあるんですよね。
うん?
何?
深堀すると出てくると思います。
あなたは失敗することにフォーカスして不安になっていますが、
逆に成功した場合はどうですか?
もし、あなたが小さなパン屋さんを始めたとしましょう。
あなたが毎日、早朝から焼くパンはすごく美味しくて、近所の人だけでなく遠くからもわざわざ買いに来て下さるお客様もいるほどの人気のパン屋さんになりました。
毎月、新作を楽しみにしてくださるお客様、
大きなサックサクで高級なバターの香りがするクロワッサンが気に入って毎回クロワッサンを買うお客様、
季節の野菜を練り込んだ食パンが気に入って下さっているお客様、
ハードパンを使った高級ハムサンドが好きなお客様など、
各種のパンにファンがついていきます。
最初は、無名だし、売れなかったらどうしようっていう不安だけで済みますが、そのうちどんどん人気が出てくるとあなたは心理的にどうなっていくと思いますか?
お客様の期待に応えるという責任が出てきます。
上手く行けば行くほどもっともっと求められるから、それに応えないといけないプレッシャーも出てきます。
責任やプレッシャーはその規模によって大きさも内容も変わりますが、
「成功」と「責任」、「プレッシャー」はセットなんですよね。
出た~!
またセットや~!
しかもプレッシャーが増えてるし~!
そうなんです。それだけ成功のプラスって大きいってことですよね。
私がカフェバーをしていたときのことを例に説明しますね。
私はカクテルメニューの中に、毎月変わる旬のフルーツを使ったフレッシュフルーツカクテルを入れていたんです。
オリジナルカクテルを創作するのは好きなので楽しみながらレシピを妄想して、実際に試作してユミちゃんに試飲をしてもらって微調整しながらオリジナルカクテルを完成させていたんです。
毎月フルーツを変えてノンアルカクテルを含め8~10種類くらいメニューにして出していました。懐かしいな~。
マンゴー、ラ・フランス、いちご、桃、リンゴ、キウイ、巨峰、梨、ブルーベリー、期間限定のスイカカクテルなどなど。
毎月変わるフルーツカクテルはお蔭様で人気メニューで、これを目当てに週に2回とか、1か月に2回、3回とか、1か月お仕事を頑張ったご褒美としてフルーツカクテルを飲みに来てくださったり本当にうれしく、ありがたいことでした。
それと同時に毎回、喜んで頂ける味のカクテルを創り出すプレッシャーが出てくるわけですよ。
「Tomoさんのカクテルは美味しい。」と言ってくれている人の期待に応えないといけないんです。
お客さんの頭の中には、「Tomoさんのカクテルは美味しい。」というのがインプットされています。
そういうお客さんに美味しいと思ってもらうためには、期待している以上のレベルに持っていく必要があるんです。
これがどんどんエスカレートしていくんです。
あっ、いえいえ、レベルが上がっていくんです。
個人店て、お客さんとの繋がりが濃い分、濃い責任とプレッシャーを感じます。
でもこれが自分の更なる美味しいカクテルを創る意欲にもなるんですけどね。
期待されるってことは良いことだから、あとはその期待に応える責任とプレッシャーを上手く自分のパワーに変えることが出来れば大丈夫です。
この話はごくごく手前の一例にしか過ぎませんが、ひとり起業を考えている方に少しでも伝われば嬉しいです。
その規模に応じた責任とプレッシャーがあって、その上めんどくさいことも増えたり、こなす量が増えたり大変ですが、それは自分がレベルアップしていくのに必要なことだから今の時点で不安に思わなくても大丈夫です。
その頃の自分は今よりもメンタルも器も進化成長していますから。
ということで、今回の話をまとめてみますね。
不安は失敗したときのことだけじゃなく、
成功したときの不安も表に出して受け入れておきましょう。
成功と責任とプレッシャーはセットです。
そのことの方が、失敗よりもず~っと気が重く感じる人は始められないんですよね。
いかがでしたか?
前回は、始めたとに起きると予想できるマイナスの部分を書き出してみましたが、
今回はぜひ、成功したときのマイナス部分を書き出してみてくださいね。
先にちゃんと書いてしっかり確認しておく作業をしていくうちにだんだん出来そうな気持ちに変っていきます。
応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!
さんぴゅ~。
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