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癌になる前と癌になった後の心の変化

私の父は癌に何度も何度もなった人です。
子どもの頃から色々ありました。
父の兄弟も癌で亡くなりました。
だから、私も癌になるんだろうなと思ってきました。
癌になるかもしれないので、20歳頃に生命保険にも入りました。
自分が早くに死んだら両親が歳を取ってから面倒をみることが出来なくなるので、保険金の受け取り額を多くしたりもしました。
癌になってしまう前にやりたいと思ったことはやっておくようにしてきました。
でも、心の片隅にいつも「癌になって死ぬかも」という思いがあり、心から楽しめていなかったように思います。

でも、なかなか癌になりませんでした。
もしかしたらこのまま癌にならないかもしれないと思い始めた矢先に、51歳で癌になりました。
癌と診断されてから頭の中は癌のことばかりに支配されました。

実家で再出血の恐怖と闘っていた時はこんな感じ。

再出血で出血性ショックになって、手術で生き延びた後はこんな感じ。

退院して自宅で療養中はこんな感じ。
今度は再発と転移の恐怖で頭がいっぱいになってました。

でも、ずっと癌の事を考え続けることにだんだんと疲れてきてしまって、終いには、こ〜んな感じになりました。

ずっと癌の事を考え続けるのに飽きてきたんだと思います。
元来、新しもの好きなもんで。
(そんな問題か?)



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