第２部からの続きです。

閉鎖病棟から退院後、

自宅療養生活が始まりました。

薬は２０錠以上処方されていたと思います。

相変わらず、激しいアカシジアの症状が出て居ました。

帰宅後、

鈴木のメールは消した方がいいと言う妄想が起こりました。


『メールを消せば、鈴木と仲直りできて講座が受けられる。

メールを消さないとまた酷い幻聴で苦しむことになる。』

メールを消した方が良い理由が次々と頭に浮かんで来ました。

メールを消したほうがいい。

メールは証拠だから絶対に消してはいけない！

僕の頭の中で葛藤が始まりました。

田村さんからのメールで、

メールは証拠だから絶対に消さないで下さいよ！！

と言われています。

もしかしたらメールを消してしまうかもしれない。


僕は、様々な場所へ、

メールをコピーして残しました。

しかし、残念ながら、

妄想に負け全てのメールを消してしまいました。

不幸中の幸いか、

一部テキストファイルにメールの本文をコピーして置いたのは残っていました。

自分でもコピーしてたの忘れていたみたいです。

メールを消すか葛藤している最中、

日本催眠術倶楽部(現:日本心理学愛好会)の田村さんに退院の報告をしました。

以下、田村さんへのメールです。

ようやく退院できましたが親が心配してるのでまだ外出出来そうにありません。

声はまだ聞こえています。

もう自分の考えなのかテレパシーなのかわからない状態です。

これって何なんでしょうか。

※この時、本当に幻聴が聞こえてたか不明。

薬を故意に飲まなかった日には幻聴が再発していた。

飲むと翌日には幻聴は消えていた。

田村さんからの返信です。

自分が近所に居る人の脳にアクセスして、

他人の脳の中で考えている事がにゃぶりえるさんの脳で音声で再生されている状態かと存じます。

異論が有るので以下のように返信しました。

鈴木さんと会話している感じなのでそれは違います。

何だか頭の中を覗かれてるのに慣れてしまいました。

俗に言う、統合失調症のサトラレ体験ですね。

田村さんの返信です。

判断は直接会ってからの方が良いかと存じます。

親の監視で外出が難しい状態だったので、

以下のように返信しました。

鈴木さんは田村先生の弟子だと名乗っていますが話がつきませんか？

以下、田村さんの返信です。

彼は言ってわからない人なんです。

催眠術をかけては自分の良い様に人を動かす事を結構前からやってます。

何度も注意してるんですが、

この人の場合はどうしようも無いですね。

鈴木さんには注意するようにネット上で働きかけるしかないんじゃないでしょうか？

コレを読み、

僕は入院中に考えていた２chに書き込むことを決心しました。

最初は、ニュー速VIPに、

”非言語催眠で統合失調症になったけど何か質問ある？”

というタイトルでスレッドを立てました。

しかし、頭がパーになってたので迅速に質問に答えられれず、

スレ落ちしてしまいました。

仕方が無いので、

催眠関係の板に書き込めばいいやと

心理学版の「催眠術師・催眠療法師３」に書き込む事にしました。

次回へ続く