あんなに嫌な言動だったから離れて気分よく過ごしていたのに、同じような発言を耳にしてそれ今ダメなやつですからって言葉が条件反射で出てきて焦った。前とおんなじ。無意識にすぐその言葉がでたことで色んな感情爆発していま1人でうわーってなってる。どこから戻ろうかね。
ここ数年、資格申請やら講習申請やら転職活動やらで同じ写真屋さんを利用している。駅に近く、パスポートの申請もできる施設に近いため毎日色々な人が利用している、人気のお店。 一年ぶりに所用でまた証明写真が必要になり、撮影をお願いに行くと、そのご主人が私にこう話しかけた。 「以前も利用していただきましたよね？」 受付でフルネームを書くわけでもない、カルテもない、5分から10分ほどで写真を撮影し、即渡しするお店。振り返ってみても、過去の自分の態度が悪かった記憶もあまり無い、（あって
大相撲中継を見ながら新聞紙を開き、買ってきたもやしを広げる。一つずつ、もやしの髭をとる。 髭がとれたら沸騰したお湯に放り込んでさっと湯がく。 天草を海で拾ったら、綺麗に洗って良く乾かす。 沸騰したお湯に乾燥した天草と酢を入れる。バットに流し込み、固めたらところてん突きでにゅるんと押し出す。 昆布をくるくる丸めて干瓢で結ぶ。醤油、砂糖、酒を入れてストーブの火でゆっくり煮詰める。 大根を洗い、二つの大根葉を結んで干す。夜は冷えるので藁をかける。これを毎夜繰り返したのち樽に漬
月の3割は泊まりの出張があった仕事をしていたころ、よくJRで移動をしていた。行き帰りは睡眠も取れるし、駅弁も食べてゆっくりもできる。今回も無事仕事を終え、17時過ぎにホームで待つ。あとは列車に乗って終点まで寝るだけ。 しかしその日に限って到着が遅れていた。始発駅に近いのに15分遅れ。珍しいな、なんて思いながら遅れた列車に乗り込む。外は雪で荒れ始めていた。 途中駅で少しずつの遅れが累積し、乗車して1時間。普段なら停車は1分もあるかないかの実家近くの駅で40分近くほど停車した。
卵難民である。 料理が得意ではなく自炊もほどほどにしかしないが、さすがにたまには食べたくなる、たまご。 狙い目は開店だ。化粧もほどほどに家を出る。早起きのおじいさんも皆向かう方向は同じ、7時開店のミニスーパーだ。 店の奥に並ぶたまごを無事購入、おじさんも、おじいさんも、8歳くらいのお使いの男の子もたまごを買っている。会計を済ませて店を出ると、さきほどの男の子が信号待ち中に1円玉を落とした。マイバックはなく、小さな手にたまごを抱えている。1円玉を拾うとたまごパックを落としてしま
