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2022年以降の読書リスト

・『自分の仕事をつくる』西村佳哲 筑摩書房
 デザイナー、職人など多くの職業人の働き方・生き方を描いている。

・『拝金』『成金』堀江貴文 徳間書店
 堀江氏の実体験をモチーフにした自伝的小説。リアルな人間模様を描きながら、資本主義社会で成り上がる主人公の成長物語を描いている。若者は必見の本。

・『日本占領と「敗戦革命」の危機』江崎道朗 PHP研究所
 日本国民全員が読んでおくべき書。敗戦後にGHQに紛れて暗躍したコミンテルンの活動を記しており、目から鱗の内容。ソ連が主導した各国の共産化に日本も対象となり、政治家・学会・メディアに入り込み煽動していた事実に驚いた。それに対し、昭和天皇、吉田茂、ケージスが対抗し、ギリギリのところで抑えた。この歴史は、日本のアカデミアでは触れられなかったが、米国のヴェノナ文書で明らかになりつつある。

・『社会的嘘の終わりと新しい自由』渡瀬裕哉 すばる舎
現代の世界で新しい権威主義やポリコレ(ポリティカルコレクトネス)が蔓延している理由とその対処策を書いて要る名著。社会に対して自分が無力感を感じている人はぜひ読んでほしい。他責ではなく主体的に動けるだろう。

・『ビルマ・ハイウェイ』タンミンウー 白水社
ビルマについて読みたいと思って手に取った書。著者のエッセイの形で、様々な地域や歴史の観点からビルマを考察している。ミャンマー系アメリカ人の著者の観点は欧米の視点とミャンマーの視点どちらも入っており貴重な書だ。

・『渋谷の秘密』 三浦 展 監修 パルコエンタテインメント事業部
表紙から面白い(笑)。渋谷について、音楽・ファッション・地形・歴史・文化など多くの観点から説明している。渋谷の歴史・カルチャーを知りたい人は必読の書。

・『10年たっても色褪せない旅の書き方』轡田 隆史 著  PHP研究所
紀行文の書き方を読みやすい文体で説明している本。紀行文は、見た景色だけでなく、その土地の歴史や自分の知識と紐付けて書くと、他者と差別化できるという。

・『まんがで身につく孫子の兵法』 長尾 一洋 著 あさ出版
取っ付きにくい孫氏の兵法について、現代の会社員の物語に当てはめて説明している本。ビジネス・日常生活に活用できる内容ばかりで、必読の教養本。

・『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』岡田斗司夫FREEex著  PHP研究所
8時間週5回で働く現代の労働に疑問を呈する著書。一つの仕事を何十年も続けるのが難しい世の中で、様々な仕事をやる「百姓」になるのが良いと提言しているのが面白い。

・『脳を活かす生活術』 茂木 健一郎著 PHP研究所
脳について実践的に知りたいと思ったら本書を手に取ると良い。脳を成長して幸せを感じやすくするための思考法や行動法が印象的であった。ネガティブな情報が氾濫している中、幸せに生きていくためのヒントが散りばめられている。2023年読んだ中で1番良書だと思う

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