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”あきらめ”て、大きな流れに身を委ねよう

私は今キャリアブレイク(キャリアを立ち止まり、人生を見つめ直すこと。欧米で広まっている考え方)中である。
その時に感じるのが焦り、不安、恐れだ。

常に何かしければならない、時間がカウントダウンのように過ぎていく、このまま何者にもなれないのか、この期間を有意義に使わなければならない、などの感情だ。考えて動くのは良いが、常に考えていると頭がオーバーヒートしてくる。これは精神や身体にとっては段々しんどく感じてしまう。
そこで、どのように気持ちが楽になるか考えてみた。

そこでたどり着いたのがタイトルの考え方だ。
キャリアブレイクしていると、所属から外れ、良い意味でも悪い意味でも自分自身で考えて行動しなければなくなる。そこで、考え方として、いっそ、”あきらめ”よう。

あきらめは「諦める」と、ネガティブな意味で現在使われているが、元は「明らかに見る」という意味だった。禅の考えでは、人間は生まれて成長して老いて死ぬ、これに抵抗することは余計な苦しみを生むと説いている。上記は代表的な例だが、事実を明らかに見て、受け入れることが余計な苦しみを生まないという。

そして、「大きな流れ」に身を委ねてしまう。川の流れに抵抗することなくプカプカと浮かんでいるイメージだ。大きな流れとは、上記の生まれから死ぬこと一連の流れや天命も当てはまる。畏敬を抱く自然や宇宙もそうかもしれない。(禅的な考え方だ。)

まとめると、物事をあきらめ、大きな流れに身を委ねることが、孤独や抵抗の心から解放され、真に精神が安定するのではないか。実業家の堀江貴文さんは大きな流れに身を任せ、流れの向こうからやってきた物事を楽しんでいるという。

そう考えると、流れるように流れる、流れる先を信じる、浮かんでいる自分を信じる、ことができるのではないか。
いきなりは難しいかもだが、実践していく価値がある良い捉え方だと思う。

終わり

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