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「2013年7月22日」私の転換点

2013年7月22日、私の転換点の日。
その日、私は高校受験のための塾で英語の授業を受けていた。最前列の一番左の席で黒板に書かれた文字を見ている。
しかし、昨日まで難なく理解できていた黒板の文字が頭に入ってこない、、、何かおかしい、自分に「集中、集中」といつもの言葉を唱える。いつもはこの言葉で集中できていたが、効果がない。。
段々と額に汗が出てくる、なぜだ?なせだ?なぜだ?
そこから私の世界はモノクロになっていった。

上の瞬間は、メンタル・頭の限度を超えたため、身体が受付けなくなった瞬間だと今思う。病院で受診してはないが、そこから「うつ」状態になったと思う。

思えば、その前から兆候はあった。所属していた部活動を、塾の勉強のため退部した、仲良かった女性と疎遠になった、クラスの仲良いメンバーからハブられたなど、周りに自分にとってショッキングな出来事が多発していた。

その度に、私は「前向きに、前向きに」と自分に念じて考えを良くしようとしていた。確かにこの考え方は良いが、心が感じていること・マイナスの感情をありのままに感じられなくなっていた。

感情に蓋をした結果、身体は悲鳴をあげた。限度が来たのである。
勉強は割りと塾でもトップクラスでできており、私のアイデンティティは「勉強ができること」だった。「勉強ができること」を自信のありかにしていた。

しかし、そのアイデンティティが維持できなくなり、脆くも崩れた。そこから私は自信が持てなくなる。そして、自信がないから、人と接することを恐れ、関わりを恐れるようになる。自然と私の周りに人は居なくなっていった。自分も内面の世界に引きづられっていった。

高校以降も、恐る恐る人と関わることは続いた。自分を出せず仮面を被っていたかもしれない、いや、それが本物の自分だったかもしれない。
だからといって、その後、関わり持った人たちとの関係は意味ないのか。いや、そんなことはあるまい。

過去の供養をしていきたいと思う。引き続き、徒然と振り返っていこうと思います。

おしまい




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