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認知症を患った父と、介護する母と、家族の話①

ご訪問ありがとうございます。
rinという名前のアカウントで、自問自答ファッションに関するnoteを書いている自問自答ガールズりんの別アカウントです。

こちらでは仕事のことや、日常に関することなどを書いていきます。
さて、一番最初の記事にしては重いのですが、こちらから公開です。

りん@自問自答のツイッターでちらりとつぶやいた、認知症を患っている父の話となります。
私自身の思いの整理と、もしかしたら認知症の家族を持つ方のお役に立てるかなという気持ちで書きました。
とはいえ既出の情報が多いと思いますが…。
こちらはかなりプライベートの話なので、途中から有料設定にさせていただきました。
結構書きましたが、もう少しかけることというか書き残しておきたいことがあるのであと何回かは続くかと思います。続かないかもしれないけど。
私の備忘録としての意味合いもあります…アウトプットは自問自答ガールズの鉄則なので…。
もし、関心がありましたらどうぞ。

父、認知症を発症する。


父が認知症を発症し、もう4年ぐらいになると思う。
それはもう気づくかなり前からじわじわと父の脳を侵食していて、それでも父は必死にあらがっていたのだろうと今更感じている。
その理由としては、私が夫とともに義両親の介護をしていたことが一つにあったのではないかというのが推測でしかない推測ではあるけれど。

私は一人娘だが、両親の意向で家を出て嫁いだ。
幸い相手の家は市内、かつ行き来しやすい距離で義両親も自分の親を大切にしなさいという人たちだったので、両家の関係も良好。
両親はよく孫の顔を見に顔を出してくれていた。

そんな中8年ほど前に義父を看取り、そのまた数年後に義母を見送った。
最終的に義父も義母も夫と二人、介護をしながらの暮らしになったが私が介護職をしていることもあり義両親ともに介護サービスを利用していたこともあって介護はさほど大変ではなかったと思う。
それでも同じように親を介護した経験のある両親から見れば、娘は大変だから迷惑をかけてはいけない、しっかりしていなくてはという思いもあったのだろう。
それは、義母を見送り四十九日法要を終えて少しした頃に始まった。

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