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【鏡の法則】過去に未練がある、執着してしまう


細々やっています、というより、もはや、ほとんど放置状態のX(旧Twitter)なのですが、


先日、こちらに、ある方からDMを頂きました。


その方から頂いたご質問が、私のなかで”引っかかった”ので、記事にしてみようと思いました。


・現実(=外側)の出来事は、全て自分の内側を表している
🪞

・相手=自分🪞

というのが【鏡の法則】の基本スタンスなので、このご質問者さまも、私の内側を映し出している鏡、ということになります。


***


ここから本題です。

👸別れた彼氏に未練はあるのだけれど、新しい彼氏ができた。

👸でも、その新しい彼氏も、元カノに未練がある。

👸これを【鏡の法則】で見ると、どういうことになりますか?


👸自分が別れた恋人に未練があるから、相手も自分と同じ、ということになるのでしょうか?


というのが、ザックリとした、ご質問の要約です。


ちなみに【鏡の法則】には、正解/不正解というのは、ありません。

全て、「私が、どう感じたか?」ここに答えがあります。

なので、この先は、私(ぐり)が、このご質問から感じたことを、書いていきます。


こういう見方もありますという内容なので、あくまで参考として、お読みください。


どうして未練があるのか?など、もっと深掘りして聞いてみないと、ご質問者さまの内側に"何があるのか"は、私には、分かりません。



私は、元カレに未練があって、目の前の新しい恋人には向き合っていない。

彼は、元カノに未練があって、目の前の新しい恋人には向き合っていない。


元カレ/元カノ=【過去のこと】、新しい恋人=【現在のこと】と捉えてみると、


過去の恋人との思い出、良かったことに執着していて、いまの自分と向き合っていない、

いまの自分を受け入れたくない、受け入れられていない可能性があるのかも?と、私は感じました。

なので、過去の自分(+)と、現在そして未来の自分(-)、どちらか片方に優劣をつけずに、両方とも、愛する/受け入れる/認めていく。

これを、地道にコツコツやっていくと、元カレへの未練、執着が消えていくかもしれません。


いまの自分を受け入れたくない、過去に執着するというのは、私にも、もちろん経験があります。

私も、「昔の方がよかったな~」「あのときは楽しかったな~」と、どちらかというと、現在や未来に目を向けるより、過去のことに執着しがちでした。


過去の思い出を、美化しがちだった、とも言えるかもしれません。


【過去の思い出>>>>現在/未来】という感じで、現在/未来には、過去に起きた出来事を超えるような、過去の思い出に勝るような素晴らしい体験は、もう来ない。


どういうわけか、そう思う傾向が、強かったのです。

なかでも、数年前に元の夫の仕事の都合で外国(イギリス)に住んだという経験が、私にとっての【人生の最高潮】で、


もう、あれを超える経験は、これから先はないのだろうと、勝手に、そして無意識に、自分の限界を決めつけているところがありました。


なぜ、そのような決めつけをしていたかというと、色んな理由、思い込みがありましたが、一番大きいのは、

「年齢が若い自分が良くて、老いた自分には価値がない」というジャッジメントを、持っていたからです。


そして、これは、私自身のオリジナルの思考ではなくて、母の思考をそのまま丸ごと貰っていた、そして、母も、集合無意識の思考の影響を強く受けていたのだと思います。


****

「昔の方がよかった」と、過去に執着しがちな人は、【若いこと】に優越感を持っていて、【老いること】に強い劣等感を持っているのかもしれません。

特に女性は、若さが武器になるというか、若いというだけで(特に、見た目や容姿などの点で)色々な面でアドバンテージがあるかと思います。

若い頃に、キレイで、まわりに持て囃された人、若くてキレイであることで、メリットを沢山受け取ってきた人ほど、いまの自分、未来の自分=老いていく自分を認められない、受け入れたくない。

年老いていく自分には、若い頃のときほどの素晴らしい体験、メリットを受け取ることはできないと、勝手に決めつけてしまうのかもしれません。

今回のご質問者自身は、まだお若い方(正確な年齢は分かりませんが、学生さん)なのですが、若いというのは、それだけで無敵!な感じがありますよね。


数年前から【美魔女】などという言葉が出てきましたけれど、まだまだ、日本社会には『女性の価値=若さ』なところも、根強くあります。

10代、20代のころの女の子からしたら、女優さんやモデルさんは例外としても、【美魔女】さんたちも『ただのオバサン』扱いになってしまうのでしょう。


(念のため、誤解なきように書くと、美魔女の方をディスっているわけではありません💦)

でも、歳を取ること、老いていくことがダメなこと、年寄りは劣っている/若いことが良いことで、若い人は優れているというジャッジメントを持っていると、歳を重ねていくことに不安を感じ、やがて大きな恐怖になります。


歳を取ること=恐怖、というのも、一種のエゴです。

このエゴに強く強く囚われてしまうと、たとえば30代後半、40代になってから、アンチエイジングのために、過剰に整形をしてみたり、美容皮膚科や高額化粧品にお金を注ぎ込むパターンに陥るかもしれません。

私は、美容整形も、悪いことだとは思わないですし、美容整形をして人生が明るく切り開かれるのであれば、それはその人の自由だと思うし、賛成というか、否定はしません。

それをやっていて、その人の肉体や精神が健全でいられるのであれば、です。

でも、歳を取ることへの【恐れ】から、美容整形やアンチエイジング化粧品に手を出していくと、キリがなくなります。

心も、お金も、文字通り、懐が寂しくなります。


「昔の方が良かった、若い頃の方が良かった」を口癖にしてしまうと、本当に、その通りの人生になります。


***

という感じが、今回のご質問から受けた、私の【鏡】の見方でした。


私と同じようなことを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

『別れた恋人に未練がある』というケースに対して、もし何か引っかかるモノがあれば、自分はこのテーマについて何を感じたか?を書き出してみると、自分の内側を知ることができるかもしれません。


ちなみに、『別れた恋人に未練がある』なんて、良くある話よねー!と、スルーしてしまう、見てみぬふりしようとしちゃう人ほど、実は内側に隠しているモノ、見たくないモノを抱えている可能性もあります。


年末年始のお休みを使って、誰にも見られないところで、ぜひ、自分の本音、自分が感じていることを紙やノートに書き出してみてください💪


自分の思考を紙に書き出すのは、大掃除と同じくらい、心がスッキリしますので、本当にオススメです📝🧹✨













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