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第6章

谷ってのは、昔から住むのに便利で、水も集まるし、集落ができやすい所よね。

だから繁栄の象徴とされることが多くて、アニミズム的に言えば、女陰によく例えられるよね。

つまり、多産、豊穣のシンボル。

道も、そんな感じ。豊かで尽きることない無限のパワーを持ってる。

しかも、最高神の道を女性に例えるなんて、なんて老子はリベラルなんでしょ!

これで左派リベラル対策も万全!

(↑これ結構まじで思ってる。つまり、少なくとも表向きの社会的地位は男性しかありえなかった当時の中国において、女性に価値を置く的な言説は、修辞的効果としても、思想的大胆さから言っても、革新派を装うことができた)

(道:カザフスタン・アルマトイ)