神の子供として生きている人たちに神様から授かる『賜物』(スピリチュアルギフト)…。

なかには、才能のことを賜物(たまもの)と理解している人たちもいるかもしれませんが、才能(タレント/Talent)と、賜物(スピリチュアルギフト/Spiritual Gift)は、同じものではありません。

才能は、神の子供でなくても所持しているものです。
才能は、ノンクリスチャンの人たちも所持しています。

例えば、ある人が特定のスキルや技術を持っており、もしも、その人が、その特定のスキルや技術を上手に活用することができたら、それは『才能がある』と言われることになるかもしれませんが、

だからといって、そのスキルや技術が、神様からの賜物(スピリチュアルギフト/Spiritual Gift)ということではないのです。

私たちが、必ず、覚えておかなければいけないことは、

だということです。

非常に大切なことですので、もう一度、言います。

なのです。

さらには、多くの皆さんは、

この2つを、同じであると混同して考えているようですが、

神様の恵によっていただける物と賜物(スピリチュアルギフト)は同じではありません。

現代の多くの教会では、

私たちが持っているものは全て、神様からいただいた賜物である。

というように考える傾向にあるようですが、

賜物(スピリチュアルギフト/Spiritual Gift)と恵(Blessing ブレッシング)は違う種類のものなのです。

理由は、賜物(スピリチュアルギフト/Spiritual Gift)は、神様の栄光を示すために使用するものであり、恵(Blessing)として神様からいただいているものは『私たち自身が喜べるもの』だからです。

例えば、

神様から与えられる恵(Blessing)というのは、私たちが喜べることであったり、嬉しさを感じることであったりします。

しかし、神さまから授けられる賜物(スピリチュアルギフト)というのは、私たちがそれを神様から授かったとして、必ずしも、喜べることではない場合もありますし、必ずしも嬉しさを感じることではない場合もあるのです。

理由は、私たちが、神さまから授かった賜物(スピリチュアルギフト)を、神さまの栄光を示すために活用する際、ときには、その過程の中で、神さまの栄光のために乗り越えないといけない試練があったりするからです。

人によっては、もしかしたら、神さまから授かった賜物(スピリチュアルギフト)を、最大限に活かすために、さらに成長するための何らかの試練や学びが発生する場合があるかもしれませし、

あるいは、自分が授かった賜物(スピリチュアルギフト)の属性によって、非常に責任がある立場を任され、強いプレッシャーを感じたり、

ときには、その使命を全うするために問題が発生し、問題解決のために奮闘しなければいけないときもあるわけです。

もちろん、それらもすべて、神さまから授かった賜物(スピリチュアルギフト)を最大限に活かすためのトレーニングのひとつになり、

最終的には、私たちは賜物(スピリチュアルギフト)を活用したことによって、私たちは神さまの栄光を人々に示すという目的を達成することができますので、

喜びに満ち溢れて、自分が授かったスピリチュアルギフト活用することが望ましいですが、しかしながら、私たちは人間ですので、ときには、モーゼのように、「そんなことはしたくありません！」と、思ってしまう時があるかもしれないのです。

ただ、それでも、私たちは、いずれにしても、自分が授かったスピリチュアルギフトを活用する状況になります。

理由は、すべては神様のご計画に含まれているからです。

神様が私たちに授けてくれるスピリチュアルギフトは、本当に私たち、各個人の性質や特性、性格に合っているものですので、この点においても、神様は完全でパーフェクトであることがわかります。

私たちは、私たちが授かったスピリチュアルギフトを活用することを続けることによって、神さまが私たちに用意してくださった『最善の人生』に到達することができるのですが、

しかしながら、その道の途中では、さまざまなことが発生することもあるわけです(苦笑)

私は、神の子供として生きている誰もが、自分自身が神様から授かった賜物(スピリチュアルギフト)について、正しく知ることが非常に大切だと思っています。

理由については、『なぜ、あなたにピッタリの賜物を知ることが必要なのか？』の中で詳しくお話していますので、まだ、ご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひ、ご覧になって下さい。

また、賜物(スピリチュアルギフト)の種類については『7つのスピリチュアルギフト(賜物)』で詳しくお話していますので、ぜひ、あなたがどの賜物(スピリチュアルギフト)を神様から授かっているのかを判定してみて下さい。

実は、イエス様の弟子たちにも、スピリチュアルギフトが授けられています。

神様から授けられるスピリチュアルギフトについて詳しく学びたいと思う場合、私たちはイエス様の弟子たちについても、若干、学ぶ必要があります。

理由は、イエス様の弟子たちが『どのような行動を取っていたのか？』ということについて着目していくことによって、

などといったことが見えてくるからです。

もしもあなたが、聖書を持っている場合、まずは、聖書のそれぞれのタイトルの冒頭に書かれている説明書きにも着目してみて下さい。

※もしもあなたが、印刷された本の聖書をまだ、持っていない場合は、できれば、1冊でもいいので、印刷された本の聖書を持つことをお勧めさせていただきます。

私がお勧めする聖書はリビングバイブル(いのちのことば社)です。

■私がリビングバイブルをお勧めする理由は『なぜ私たちに聖書が必要なのか？』で詳しくご覧いただけます。

では、もしもあなたが聖書を持っている場合、まずは、ルカの福音書を開いてみて下さい。

ルカの福音書の第1章1節から4節までは、ルカによる『献呈の言葉』(※英語ではIntrodution) が記載されてあります。

この部分を理解することによって、実は、ルカはスピリチュアルギフトのひとつである『教えること』(Teaching/ティーチング)の賜物を授かっていることがわかります。

ルカが『教えること』(Teaching/ティーチング)のスピリチュアルギフト)を授かっていることの裏付けになることは、彼が『献呈の言葉』の中で言及していること、

これらを読むことで、非常によくわかります。

実は、ルカが示したこれらの特性・性質というのは、『教えること』(Teaching/ティーチング)の賜物を授かっている人たちが持っている特性と性質に合致しているのです。

どのように合致しているのかについての詳細は、7つのスピリチュアルギフトの『教えること』(Teaching/ティーチング)の賜物の中で、詳しくお話しますが、『教えること』(Teaching/ティーチング)の賜物を持っている者たちは、上記について非常にこだわるという性質を持っています。

なぜ、私がそれをはっきりと明言できるかといいますと、私自身が『教えること』(Teaching/ティーチング)の賜物をいただいており、私自身もルカが示したそれらの特性と性質を持っているからです。

実は、聖書の中では、ルカだけがバプテスマのヨハネの誕生を記しています。

また、マタイとルカだけが、イエス様の誕生と幼少時代についてふれているのですが、ルカの方がマタイより詳しくイエス様について記してあるという部分を見ましても、

ルカが『教えること』(Teaching/ティーチング)の賜物を授かっていることが示されています。

『教えること』(Teaching/ティーチング)の賜物を持っている者たちには、それ以外の特性や性質、モチベーション(動機)もあります。

それぞれのスピリチュアルギフトを持つ者たちが持つ『モチベーション(動機)』を正しく理解していないと、自分が授かったスピリチュアルギフトの判定を間違ってしまいますので要注意です。

『モチベーション(動機)』についての詳しいお話は、7つのスピリチュアルギフトのそれぞれのギフトの中で、詳しくお話しますので、ぜひ、ご覧になってみて下さい。

ローマ人への手紙を見てみますと、パウロがどのスピリチュアルギフトを授かっているのかが、一目瞭然でわかります。

もしかしたら、多くの皆さんは、パウロが預言(よげん)の賜物、すなわち『Prophecy/プロファシィ』というスピリチュアルギフト)を授かったと思われるかもしれませんが、

パウロがローマにいるクリスチャンたちに送った手紙の内容を、しっかりと理解すれば、パウロが授かったスピリチュアルギフトは、勧めの賜物『Exhortation/エグゾテイション』であることが明確にわかります。

※勧めの賜物『Exhortation/エグゾテイション』が何かわからない方は、ぜひ、、7つのスピリチュアルギフトをご覧になってみて下さい。

ローマ人への手紙以外にも、パウロはたくさんの手紙を、様々な場所や国にいるクリスチャンたちに送っています。

このようなパウロの行動こそが、実は、勧めの賜物『Exhortation/エグゾテイション』のスピリチュアルギフトを授かっている者がおこなう行為や、

勧めの賜物『Exhortation/エグゾテイション』のスピリチュアルギフトを授かっている者が持つ動機(モチベーション)に関連しているのです。

勧めの賜物『Exhortation/エグゾテイション』のスピリチュアルギフトを授かっている者たちは、どのような人たちかといいますと、

クリスチャンである兄弟姉妹を勇気づけ、励まし、兄弟姉妹が信仰を強めるための働きをする人

であり、まさに、パウロは彼自身の行動を通して、これを実行しているのです。

それは、パウロが書いた手紙を見れば、一目瞭然だということです。

ローマ人への手紙12章6節から8節では、パウロは、人々が神様から授かった『賜物』を活用することについて指示しています。

パウロがこのように人々に向けて指示することも、実は、勧めの賜物『Exhortation/エグゾテイション』のスピリチュアルギフトを持っている証拠なのです。

ここまで私のお話を聞いてくださったあなたは、おそらく、あなた自身が神様から授かったスピリチュアルギフトが何であるのかについて、深い興味を持ったのではないでしょうか。

私は、あなたに、ぜひ、『あなたが神様から授かったスピリチュアルギフト』を知って欲しいと思っています。

そのために必要な正しい情報を、私はあなたに教えたいと思っています。

あなたが神様から授かったスピリチュアルギフトを最大限に活用して、神様と共に生きる道をを進むことを、私は切に願っています。

Article by Toshie Ito ©copyright Good news Minstries with Toshie Ito

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