ある一定の人たちは、この世の中が最後の時代に向かっていることに気づいておりますが、残念ながら、世の中の多くの人たちは、終末の時代に起きることの真実が見えない状態になっています。

この世に属している人たちはもちろん、クリスチャンの人たちの中にも、『盲目の状態』になっているため、真実が見えないという状態になっています。

それは、やはり、聖書の中で語られているとおり、最後の時代というのは、多くの人たちを惑わすことが多く起こりますので、聖書という確固たる真実と共に生きていない人たちにとっては、より一層、惑わされる状態になることでしょう。

聖書では、盲目になり、世の中での真実が見えない人たちのことを、このように言っています。

神の子供として生きていない者たちは皆、神様に対して心を閉ざしているため、神様の言葉が聞こえません。

私たちが、どんなに神様のことを伝えても、彼らの心は鉄の扉で固く閉ざされているため、残念ながら彼らが神様の言葉を受け取ることもないのです。

神様という正しい指針がない生き方をしている人間は、人間が持っている『罪の根(シンネイチャー)』の思うがままに、自分たちのその時の感情だけで行動する生き方をしています。

そのため、彼らの言動や行動は、その場の一時しのぎのようなものであったり、現実逃避の行動であったりもするわけです。

さらには、盲目な状態になっているため、仮に誰かが真実を伝えたとしても、その真実を受け止めるということを拒絶します。

この世の中で発生している多くの出来事は、自然に発生していることではなく、必ず、背後に悪の働きがありますが、ただ単に、表面上だけの出来事のみしか見ていない人たちにとっては、その悪の働きの面が見えません。

エペソ人への手紙の5章では、このように言われています。

今は、本当に困難な時代です。

世の中で起こっていることや、世界中で起こっていることを、冷静に客観的に見れば、悪の勢力が益々、勢いを増して活動していることが非常に明らかです。

だからこそ、神の子供として生きている私たちは、賢くなり、神様の言葉に従って、精霊と共に生きていく必要があるのです。

私たちは、自分たちの頭を正常に動かしていく必要があります。

そして、私たちは、自分たちが見るものについても、惑わされないように注意する必要があります。

私たちが惑わされないようにするためには、聖書をしっかりと読み、神様の言葉を理解しなければいけません。

聖書は、ただ、持っているだけでは意味がありません。

私たちが、悪に惑わされないためには、毎日、注意深く、聖書を読み、神様が私たちが悪の罠にかからないために、何を語っていらっしゃるのかを、しっかりと見極めることが非常に重要です。

この世で起こっている色々な争いは、霊的なスピリチュアルな争いです。

この霊的な争いは、もうずっと、何千年も続いているのですが、多くの人々はそれを知りません。

世界各地で発生している戦争も、多くの人々を騙したコロナ問題も、世界各地で発生している非常に奇妙な山火事も、すべては、神を恐れない悪側の目的達成のためにおこなわれていることなのです。

そのため、本来であれば、私たちは、自分たちの貴重な時間を無駄にしている暇はないのです。

私たちが、自分たちの貴重な時間を無駄にしている傍らで、悪側は益々、自分たちの計画の遂行を進めていっているのです。

今まで、悪側は水面下で自分たちの計画を徐々に遂行してきましたが、今では堂々と、自分たちの計画を実行し、それが今、私たちの目の前で明らかになってきているのです。

1年ごとに、悪側の計画は、益々、達成されています。

悪側が自分たちの計画を、順調に実行し続けている最中、あなたは何をしていますか？

あなたは、毎日の生活の中で、あなたの貴重な時間を無駄にしていませんか？

あるいは、あなたは毎日の生活の中で、毎回、同じ問題に振り回され、あなたの貴重な時間をその問題に費やし過ぎていませんか？

多くの皆さんが、自分たちの時間を無駄にしてしまうことのひとつに、

●他者との言い合いや喧嘩をおこなう

ということがあります。

私は、夫婦関係の修復の仕事に長年、携わっておりますが、私が頻繁にお見受けすることのなかに、配偶者との無駄な言い合いや喧嘩というのがあります。

多くの皆さんがおこなっている『言い合いや喧嘩』というのは、大抵の場合が、ふたりの意見の相違によって発生しています。

自分と相手の意見が違う。

相手は、自分とは違う人間なのですから、そもそも、相手と自分の意見が違うことは、想定内のことであることを、私たちは理解しておく必要があります。

しかしながら、相手と自分が違う人間だということは、頭では理解はしているけれども、感情の部分ではそれを受け入れることができず、その結果、多くの人たちは、自分のパートナーと言い合いや喧嘩をしてしまうわけです。

ただ、この『言い合いと喧嘩』ですが、このために、あなたが自分の貴重な時間をどれくらいの時間を無駄にしているのか、ということを、冷静に客観的に考えてみると、おそらく、膨大な時間になることでしょう。

しかし、多くの人たちは、自分の貴重な時間を『不毛な言い合いと喧嘩』に費やしているということについての自覚がありません。

実際には、人々がおこなうこのような『言い合いと喧嘩』というのも、悪側にとっては人々を神様から引き離すために好都合な出来事になっているのです。

理由は、多くの人々は、パートナーと言い合いや喧嘩をした後、精神的に消耗したり、メンタル面が不安定になったり、気分が落ち込んだりして、おそらく、その後、本来の自分がおこなわなければいけないことが、できない状態になるわけです。

もしもあなたが、そのようなサイクルにはまっているとしたら、そこには何らかの悪側の働きがあるのではないかと疑う必要があるかもしれません。

もしもあなたが、あなたのパートナーとうまくいっていない場合は、これらについて、冷静に客観的に考えることが必要です。

そして、それらのことについては、神様の目線ではどのように見えるのかについても、聖書に立ち戻り、冷静に考えていくことが大切です。

今の時代は、混沌としている時代です。

世の中には、たくさんの情報が溢れておりますが、それらの情報というのは、

●神様の真実に基づいた正しい情報であるのか？

それとも、

●悪側が人々を混乱させるために流している情報であるのか？

これらを、私たちは、賢く、見定めていく必要があります。

そのためには、やはり『聖書』を正しく理解していくことが必須になるわけです。

人間が悪によって惑わされた一番最初の事件は、創世記のアダムとイヴが蛇に惑わされ事件になります。

実際には、イヴが蛇の誘惑の言葉に惑わされ、アダムはイヴの言葉の誘惑に乗ってしまった状態です。

蛇のことをヘブライ語では『ナハシュ』と言います。

『ナハシュ』には、『魅力的で輝くもの』という意味があり、その一方で、『欺くもの』という意味もあります。

多くの皆さんがご存知のように、創世記に登場する蛇の正体は、悪魔であるルシファーです。

ルシファーは、元々、神様に仕える天使であり、天使の中でも非常に美しく魅力的な容貌をした天使であったと言われていますが、

そのルシファーは、神様よりも、自分が最も偉大な存在でありたいという願望を抱き、その結果、ルシファーは神様から追放されてしまい、堕天使といわれる悪の化身になるわけです。

つまり、『ナハシュ』は、ルシファーであり、ルシファーは『魅力的で輝くもの』として、人に誘惑の罠を仕掛け、そして、人を欺くということをするのです。

理由は、悪の代表であるルシファーは、ひとりでも多くの人間が、神様から離れることを強く願い、そのために必要なことを、何前年もの間、おこない続けているからです。

今の現代の人々の状態を冷静に客観的に観察してみてください。

人間というのは、

このような事柄に関係する何かによって、落ちていきます。

悪は、あなたの弱点になる部分や、痛みの部分に上手に入り込んできて、人々を神様から引き離すために必要なことを、必死になっておこなってくるのです。

だからこそ、私たちは、神様から離れないために、神様の言葉である聖書にしっかりとつながっていないといけないのです。

私たちが、無事に生きていくためには、神様の御言葉にしっかりと、結びついていないといけないのです。

私たちの大司祭であるイエス様は、このようにおっしゃっています。

悪魔のどんな策略にも立ち向かえるように、神のすべての武具で身をかためなさい。 戦う相手は、血肉を持った人間ではなく、肉体のない者たちです。

すなわち、目に見えない世界の支配者たち、この世を支配する暗闇の大王たち、それに、天にいる無数の悪霊です。

ですから、いつどんな攻撃にも対抗できるように、神のすべての武具を用いなさい。(リビングバイブル/エペソ人への手紙6:10-13)

私自身が、常に自分の心に握りしめている神様の言葉があります。

それは、エペソ人への手紙6章18節です。

神様は、私たちの真剣な祈りに、必ず、応えてくれます。

「とにかく、いつでも、神様に祈る」

これが非常に大切です。

時代は終末の時代に、着々と向かっています。
それは、ヨハネの黙示録で言われているとおりです。

だからこそ、私たちは常に目を開き、神の盾を持ち、神様への祈りを欠かしてはいけないのです。

私たちの祈りは、神様に必ず、伝わりますので、神様を信じて、前進していきましょう。

私の記事を読んでくださっているあなたの心が、神様によって守られることを切に願っています。

Article by Toshie Ito ©copyright Good news Minstries with Toshie Ito

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