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【読書術】本を1年で100冊以上読んでみた。そしたら意外なことに気づいた【連想記憶:メモリーツリー】

小柳津です。
年間150冊くらいを2年くらい読んでるかなあ。実用書とか脳科学や心理学、経済とかそういうの。amazonとかで中古買うと安いので、気になるテーマを決めたら毎週3冊くらい買って3日くらいかけて読む。それで気づいたことあります。テレビとかで上記のテーマがでてきて、専門家が話してたりするの見ると
(あーこのテーマ本読んだなあ。。)


(でも内容覚えてない。。)


これです。
どんだけ本読んでも人間は機械ではないので内容忘れます。なので、今読書ばっかりして内容を詰めこもうとしてる方やめたほうがいいです。そもそも受験勉強で頑張った内容を覚えている人とかもいますか??自分は仕事で使う数学程度しか覚えてなく、歴史とか古文とか全く忘れています。人間不要な知識は忘れる生き物というのを体験しました。そこで最近忘れない読書術ってないのかなあと思って調べてたんですが、納得した読み方があったので、その内容をご紹介。

結論。
「目次で気になる見出しのみ読む」
そして、
「自分の過去のエピソードに沿って覚える」



①本に必要な情報は1割
本のテーマを説明する本質エッセンスを示している部分は約1割しかないという話は知っていますか。自分が最近読んでいる脳科学の本の構成も、裏付け研究だったり、導入している企業の例だったり、そういう根拠づけるエピソードが大半であり、本当に伝えたい内容は第1章でさらっと記載されているのみでした。

そこで読み方は
「目次で気になる見出しのみ読む」
という方法にシフトします。

読書が目的ではなく、本の本質のみを知ることが目的ですから、無駄な時間を割くことなく、無駄な情報に振り回されることなく、集中して読むことで
本のタイトルに関するテーマが出てきたときに、自分が選んだ見出し内容を連想させることができます。

②エピソード記憶に紐づける連想記憶
「経験の円錐」って知ってますか?能動的な行動は覚えていやすく、受動的な行動は忘れやすい。覚えた知識が2週間後にどの程度残っている割合を考えた場合、実際に体験することや、真似して体験することは7割以上覚えていて、テレビを見る、話しを聞くとなると4割り程度しか覚えていない。そして、本を読んだだけでは10%程度しか覚えていない。という結果です。
本を読むという手段は最も効率の悪い覚え方という結果なんです。しかし、新しいことを知識を得るには本というのが体系立てて合って最も安価で手に入りやすい知識であるのは事実です。

そこで
「自分の過去のエピソードに沿って覚える」
という一作業を読むときに意識します。

エピソード記憶というのは自分が体験してきた(能動的)思い出として
必ず記憶に残るものであります。そこに本で読んだ内容に当てはまる過去のエピソードが無かったか探します。自分の場合だと、脳科学の本を読んでいて、ドーパミンという快楽物質と前頭葉のマヒによる理性制御の話があり、
(過去の〇〇ちゃんと夜道話をしていて、このまま帰宅するつもりだったが、なぜか手をつないできて密着してきたから、そのまま抱く方向に話をすすめていたなあ。。)
というエピソードに紐づけしました。
そうすると、この○○ちゃんとの一夜を思い出すたびに、この脳科学の内容が自動で思い出してくるということになります。

能動的なエピソード記憶に連想記憶(ドラゴン桜でも流行ったメモリーツリー)を組み合わせたテクニックになります。


本の本質だけを読んで忘れたくないという方はぜひ試してみてください。

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