料理が苦手な二児の母です。頭フル回転でなくてもさくっと料理できるようになりたいと思っているものの、今の私にとって食べることは義務に近くて意欲を保つことができないでいました。

そこで、他にモチベーションを高められる方法として「野菜室をマルシェっぽく、紙袋を使って整理」してみることに。（随時更新）

料理苦手な理由のひとつは、野菜に対する行き当たりばったり感

以前、料理の苦手意識について改めて考えてみた時に、私の中ではどうも「まとめ買いしたいけど、余らせたくない（ダメにして捨てるの嫌だ）」という気持ちが強くありました。そのため、お決まりの野菜ばかりを買ってしまい、レパートリーが増えずマンネリ化したり、たまに旬の野菜を買ってみてもスマートに使えていませんでした。

特に野菜に関しては、「ひとつ買うと数日同じ食材が続く＝レパートリーがないからメニュー自体が続く＝それはさすがに嫌なので避けると食材がダメになる」という謎の思い込みがあって、買う前からちょっとゲッソリしていました。

私の苦手意識は食材管理と献立と調理が複雑に絡み合っているので、どこから解決したらいいのか考えていたのですが、ひとまず「食材管理」から手をつけてみることに。

◎長持ちする保管方法をきちんと実践する

◎そのうえで、恐れずにいったん野菜をいっぱい買ってみて、ちょこちょこ使いをしてみる（心理的に嫌だった連日、同じ食材を使うことを回避）

◎具体的にどの野菜を1ヶ月でどれくらい買いだめできるのか（消費量と鮮度）把握する

これらを前提としながら、レパートリーを増やすようにしていけたらいいんじゃないか？と考えています。

見た目も超重要！面倒な野菜保管が楽しくなるマルシェ風の野菜室

とはいえ、野菜が長持ちする保管って、調べれば調べるほど「面倒くさい」んですよね。

買ってきたプラスチック袋から取り出し、洗って、水気を切って、キッチンペーパーにひとつずつ包んで、ジップロックに入れて、何が入っているかラベルをつけて、さらに、湿ったキッチンペーパーは定期的に取り替える…これを野菜の特徴ごとに適切に使い分けなければなりません。もう野菜管理だけでひとつの職業になるんじゃないかというくらいのタスク量。

野菜を長持ちさせることの具体的な恩恵をまだ体験していない私にとって、「そこまでしても1週間後にはどうせ全て消化されているというのに…」と過度な労力のように思えてなりません。

なので、

◎極力面倒でないレベルで

◎見た目がおしゃれなど、別のモチベーションが得られる

方法を検討。その結果、紙袋（ガゼットバッグ）と麻袋を使った整理収納がしっくり来ました。

野菜の保管に手間がかかる原因をざっくりまとめると、温度（冷え過ぎる）と湿度（水滴NG）にあるようです。で、キッチンペーパーやら新聞紙で包むというのは、冷え過ぎや湿度を抑える効果があるらしい。その代わりを紙袋（ガゼットバッグ）と麻袋に担ってもらおうというわけです。

紙袋と麻袋のいい点は、毎回変える必要もないし、汚れたらすぐに捨てて新しくできること。プラスチック袋と違って自立すること。プラスチック容器と違ってサイズが自由になること。つまり、程よくゆるい。それから、野菜がおいしく見える！おまけに底が汚れにくい！

見た目がワクワクするので、野菜の補充やキッチンペーパーの取り替えなども楽しくなって、思った以上の成果がありました！料理好きの夫も喜んでいました（笑）。

なお、一部の野菜は冷凍保存もできますが、夫が生の状態が好きなのと、ややこしくなるので冷凍はほうれん草とブロッコリーのみ。ひとまず冷蔵のみにフォーカスしています。

上段は小物類、下段をメインの野菜室に

我が家のヤンチャな次男の日課に「野菜室から野菜をゲットして家じゅうをウロウロする」というものがあるため、野菜室のレイアウトや保管方法は大前提「彼に触られても問題ないかどうか」を念頭に置きました。

たとえば、キノコ類も紙袋収納したかったけれど、生でかじられるのは避けたいのでパックのままにしています。

それ以外には、基本的には野菜室の機能と野菜の相性を踏まえてレイアウトしました。

上段は…

ミニトマトやピーマン、使いかけの赤玉ねぎやニンニクなどを紙袋で。生姜と大葉はしっかり蓋の閉まるボトルに適量の水を入れて。きのこ、ライムはパックのまま。

下段は…

赤玉ねぎ、玉ねぎ、ニンニク、にんじん、なすを紙袋で。ニラと青ネギは麻袋。レタスは芯を切り取り湿ったキッチンペーパーを詰めるので、買ってきた時のプラスチック袋ごと紙袋へ。じゃがいもは遮光のため麻袋を縛って紙袋へ。

6月14日の野菜室

ほとんどの野菜を使い切ったタイミングだったのでガッツリ買い足し。キノコ以外はきちんと保管すれば3週間程度保つ野菜ばかりを購入しました。

◎レタス1玉
◎じゃがいも2袋
◎玉ねぎ6個
◎赤玉ねぎ3個
◎にんじん7本
◎ニラ1束
◎青ネギ1/2束
◎茄子6本
◎キノコ類4種
◎ピーマン8個
◎ミニトマト大容量1.5パック
◎生姜2片
◎大葉20枚

果たしてこの野菜たち、消費量的に＆鮮度的にいつ頃まで保つのか？引き続き記録していこうと思います。