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デザインの力を信じ、デザイン経営に取り組む

デザイン×経営へのチャレンジ

グッズはスタートアップの初期フェイズから、デザイン経営に積極的に取り組んでいます。デザイン経営とは企業活動のなかにデザインの考えを取り入れ、顧客ニーズに沿ったプロダクト作りや商品開発をおこなう経営のことを指します。

企業活動におけるデザインにはブランド構築に資するデザインとイノベーションに資するデザインがありますが、グッズではどちらも統一感を持って運用していくために、ブランドシステムやデザインシステムといったデザインの指針になるものを設計し、それに基づいて全てのアウトプットを出すように心がけています。

ブランドシステムを定義することで、あらゆる側面でブランドパーソナリティが反映されたコミュニケーションが可能に

ブランドシステムとは「グッズのブランドやパーソナリティはこうあるべき」というものを定めて、チームが指針として参照するものです。

ブランドシステムでは外から見て分かるビジュアルイメージだけではなく、内面的なブランドパーソナリティやそれに紐づくバリュープロポジションなども定義しています。

創業初期のタイミングでメンバー全員参加のワークショップを実施して、「どんなサービスになりたいか」「サービスを通じてユーザーにどんな気持ちになってもらいたいか」といった想いを書き出して形にしました。

一例ですが、グッズのデザインは全て「期待・楽しみ」「自信」「信頼」「シンプリシティ・気楽」というブランドパーソナリティを反映したものになっています。

アカウント登録時だったり、LINEのアカウントを連携時のメッセージを送る際には情緒的なコミュニケーションを取るためにあえてイラストを挿入しています。

「期待・楽しみ」や「気楽」といった情緒的な価値が提供できるように、ブランドのビジュアルイメージを守りつつ、できるだけ楽しいトーンのイラストを入れるようにしています。

ブランドシステムという指針があるからこそ、プロダクトを含むあらゆるアウトプットで統一した世界観が守られていて、ブランド資産構築の面でデザイン経営につながっています。

このブランドシステムは正社員はもちろん、アルバイトの方に対しても入社時のオンボーディングとしてインプットしてもらっていて、ユーザーと接する際の言葉遣いやメールのトーンなどにも活かすことで、同様に統一した世界観をあらゆる方面から実現するようにしています。

デザインシステムによってデザインの統一と業務効率の改善を同時に実現

一方で、デザインシステムとはプロダクトデザイン原則だったり、UIライティングの統一ルール、更にはサービス上のフォントのサイズや種類、ボタンの見た目、種類などにコンポーネントごと細かい定義を作ったものです。

figma上でデザインシステムに基づいて予め定義しておいたボタンなどのコンポーネントを用意しておき、デザインで使いたいときにはワンクリックで呼び出して利用します。

こうすることでユーザー目線では統一されたビジュアルと体験を享受できますし、業務観点ではデザインと実装効率が飛躍的に上がります。

デザインシステムがない状態で全てゼロから作るとものすごい時間がかかりますし、チームで業務する際には統一感がなくなり、デザイン負債になったりしますよね。グッズは経営陣がデザインの力を信じているし、事業ドメインとしてUI/UXが重要でデザインの複利が効くため最初期から意識的に投資をしてきました。

デザインチームの体制

現在、デザインチームは私を含む正社員2名と業務委託3名の体制です。
プロダクトのデザインではプロジェクトごとにデザイナーがアサインされる形を取っています。デザインに入る際には必ずユーザーリサーチを挟んでユーザーの一次情報に触れるようにしています。

また、デザイン開発が進んだフェイズでは、社内のステークホルダーを巻き込んで機能をウォークスルーするようにしていて、機能の使用感や初見でわかりやすいかどうかなどを確認し、ブラッシュアップするようにしています。

今のフェイズでは作るべきものが非常に多いため、デザイナーもたくさん増やしたくはなるのですが、高いスキルを持った人材が集まり、1人のインパクトが大きな組織でありたいと思っています。

私は理想のデザインチームを考えるときに、Appleの例を出すことが多いです。Appleはあれだけ世の中にデザインでインパクトを与えている会社でありながら、社内のインダストリアルデザインのチームは20数名程度しかいないんです。

グッズも少数精鋭で、大きな価値を出せるデザイン集団を目指していきたいです。

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