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就学相談後に抽選?!

就学相談が終わったら就学先も決まり一安心と思っていたのは、我が家の場合で、就学相談関係を検索していたら、たまたま足立区のこんな資料が見つかりました。

就学支援委員会で「知的固定学級が適している」と判断が出たお子さんを対象に、11月 頃に希望校調査を行います。 知的固定学級には受入可能人数があります。希望者が集中した場合は、受け入れの可能性を 十分に検討しますが、教室等の関係で希望校での受け入れができないことがあります。その際 は、12月頃に公開抽選を行います。 なお、希望する知的固定学級にきょうだいが在籍している方・居住地から最も近い学校を希 望された方を優先とします。 ※申し込み期限(9 月 30 日まで)を過ぎた場合は、希望校調査・抽選の対象外 となります。抽選会後、申込受付順に学校を選択します。

就学相談のご案内
https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/3286/shoshuu.pdf

特別支援学級は全ての公立小学校中学校に設置されているわけではないので、自宅から一番近い学校に通えない場合はあります。兄弟が希望する知的固定学級に在籍していたり、居住地から最も近い学校を希望した人優先と書いてありましたが、現住の市区町村ではうちの子どもが特別支援学級に在籍していたときに、兄弟で在籍していた人はかなり少なく、さらに在籍していた児童はほとんどが学校を中心にして近い人ばかりでした。

その中には子どもの足で徒歩30分かかってきている子もいましたが、近隣の学校に特別支援学級が無く登下校は一人でしていました。下に兄弟が2人いて登下校の時間帯に送迎があり付き添うことができず、さらに福祉サービスの支援は学校等の送迎には使えない場合もあり、そうせざるを得ないとのことでした。

受け入れ人数が超えた場合に抽選で就学する学校が決まったり、申し込みが遅いとそもそもその抽選に参加できないことなど、子どもや保護者に寄り添った就学相談とは到底思えないなと思ってしまいました。

特別支援学級の児童はヘルパーさんや兄弟、親と登校している子や、放課後も放課後等デイサービスに多くの子が通っているのを考えると、学童というではなく放課後等デイサービスを利用するためには、数か所の放課後等デイサービスと契約をしたり曜日の調整をしたり、登下校をどうするかを考えなくてはならず、就学先がきまっても保護者にはするべきことがたくさんあるのが現実です。

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