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クタバレ・ヨミウリ? 〜変わったものと変わらないもの〜


長い長いJ2の旅を終え、やっとヴェルディJ1に戻って参りました。お久しぶりです。Gorikongです。
やはりJ1は良いですね!たくさんのお客さんがいる中でサッカー出来るのは良いものです。はい。
心からそう思います。

まあそうは言いつつも相変わらずなこともあるわけで、まあほんとね、どうしょうもないやつはどうしょうもないなと。まあ呆れながら今回もスタートします!

1.読売ヴェルディ??

帰ってくるなり、このノリでひたすら絡んでくる人たちがいて、ほんとアレよと思っていたのですが、なんかもはや彼らの悪口が効かなくなってるのにも気付いたんですよね。

うちもだいぶ世代交代したせいか、読売ヴェルディって言われてもピンと来ない人たちが、特に若い世代に多いように見受けられました。感覚的にはなんで野球の話ししてんの?位の感じです。

で、思ったのが「わたしたちは本当に彼らが思うほど読売なのか?」ということ。中身変わってない?ということで、早速、調査してみました。

で、出てきたデータがこれ。

ヴェルディサポと野球

約200名の方、ご協力ありがとうございました。

はい「やっぱり読売!」
と言いたいところですが、データとはそういうものではなく、他と比較せんとあかんのですよね。

そこで比較するデータはと探したら出てきたのが、これ。

視聴データから見たプロ野球ファンの居住地分布|J:COM あしたへつなぐ研究所 

このデータはとても面白く、Jサポにも参考になること多いかと思います。

関東地方には5球団(東京都:巨人/ヤクルト、神奈川県:DeNA、千葉県:ロッテ、埼玉県:西武)が存在していますが、いずれの都県でも巨人の人気が大きいです。しかし、年代を分けて見ると、埼玉県、千葉県、神奈川県は70歳以上のシニアに比べ、49歳以下の世帯で地元球団ファンの割合が5~15%ほど大きくなっていることが大きな特色として挙げられます。

視聴データから見たプロ野球ファンの居住地分布

ヴェルディサポは比較的高齢層も多く、50歳以上もかなりいると思われます。特に公表はされてなかったと思いますが、その辺を勘案すると、本来は巨人支持は50%辺りに落ち着くはずだと思います。だいたいJサポの構成は、40代が3割、50代が2割と言われてます。
ということで、至って普通、むしろ巨人ファンでヴェルディサポというのは少ないというデータが出てしまいました。おそらく昔はもっと多かったんじゃないかなという気はします。肌感でしか無いですが、6〜7割はいったんじゃないかなという気はします。

2.読売巨人軍は永遠に不滅です!

そこで気になったのはこの人たちはどこに行ったのか?ということ。最近、こんなにたくさん観客増えたけど、ヴェルディサポは今までどこにいたのか?というのがサポ間でも話題になってました。
で、見つけたのがこの本。

"巨人ファンはどこへ行ったのか?"(菊地高弘 著)

なかなか切り口は面白く、一部はネット記事で読めますし、Kindleも今のところ無料です。特に元応援団と駒田の談話は、Jサポも読んだ方がいいです。この状況になっている/なりつつあるチーム多いですよね。
で、本題に戻ります。

著者は巨人ファンを「隠れキリシタン」になぞらえ始める。人気絶頂のV9時代から、「アンチ巨人」の野球ファンは増えていた。

あんなに巨人が好きだったのに…元・ファンの現在を追ってみたら ダヴィンチweb

隠れヴェルディサポはかなりいたとは思いますね。なんとなく言い出しにくい。そんな環境下だったのは私も理解できます。なので、これから巨人ファンもしくは元巨人ファンのヴェルディサポが増える可能性はあると思います。

元巨人ファンのヴェルディサポと書きました。

巨人ファンでヴェルディサポとそれ以外の球団ファンでヴェルディサポはここまで書いてきたとおりです。
ただ元巨人ファンでヴェルディサポ、アンチ巨人ファンでヴェルディサポは、まだ良く見えないですね。

  • 元巨人ファンでヴェルディサポ

これは野球自体を見なくなってる可能性ありますよね。なので、回答外にも数字はありそうな気配がします。しかしながら元巨人ファンで他球団のファンになってからサッカーを見るようになった人は、おそらく団塊ジュニア以上(50歳前後以上)なので全体の2割以下ですし、全体で見るとそんなにいないとは思います。

  • アンチ巨人ファンでヴェルディサポ

ここも同じでアンチ巨人ファンで他球団のファンになってからサッカーを見るようになった人は、おそらく団塊ジュニア以上(50歳前後以上)なので全体の2割以下です。なのでここも数としてはそんなにいないとは思います。しかも一部は回答者にいますので既にカウントされてもいると思います。そもそも野球自体を見なくなってる層も多そうです。

もっともこの層は「読売」呼ばわりされるべき人たちではないですけれどね(笑)

ごちゃごちゃ書いてましたけど、やはり今のヴェルディに読売やその象徴だった巨人軍の姿を求めても、少しピントがずれてるのがデータからわかりますね。私のような読売クラブから見てる人は50歳以上なので、これも計算すると全体の数%でしょう。冒頭に書いたように「ヨミウリ」呼ばわりされてもなにそれ?ってなると思います。

3.アンチヨミウリ?アンチヴェルディ?

そもそもアンチってなんで生まれるんですかね?
諸説色々ありますが、大方、次のような話が多そうな気はします。

1.嫉妬している。

2.自分を認めて欲しい。

3.好きだったのに途中で嫌いになった。

4.歪んだ正義感を持っている。

5.自分のことが嫌い。そして、自分に似ている人のことも嫌い。

6.人に流されやすい。

あーなんとなくわかりますね。3とか凄くよく分かる。
なんかうちの元サポでどこかのサポのリーダーをしている、もしくはしていたという人の話を聞いたことがあります。誰でしたっけ?

4.作られたアンチ

そもそも東京瓦斯との間には何もなかったんですよね。同じ東京でやってきてましたけど。いつから生まれたんでしょうね。誰か作った人がいたんでしょうね、因縁を。

村林 ただ、FC東京が生き残るにはヴェルディを否定すること、ヴェルディには絶対負けないという気持ちでやっていかなければいけない。 

俺のトーキョー!FC東京ラブストーリー

村林 ともかく「サッカー=ヴェルディ」だった。あとヴェルディはユースの出身者が東京を含めて全国に散らばっていて、その人達が少年サッカーのコーチをしたりしていた。ヴェルディというよりも読売のあの時期のメンバーは、まさにその後のサッカー界のリーダーだったんですよ。だから「アンチ・ヴェルディ」の立場を取っていかない限り、FC東京は認知されないと思った。ともかく緑を拒否するということが重要だった。言い訳する気はないけど、僕はヴェルディというクラブとか会社が嫌いなわけじゃない。もともとの読売クラブのサッカー自体は楽しかったし好きだったからね。            植田 みんなそうだよね。あの当時サッカーを見てた人は。 

俺のトーキョー!FC東京ラブストーリー

で、その作られた話に未だに乗っかってる人がいると言う事ですね。
ただこの本の振り返りによると最初は読売クラブの伝統性を否定するために「クタバレヨミウリ」だったようです。野球由来でもナベツネ由来でもないんですよね。
それがいつの間にか、ヨミウリ呼ばわりが野球のイメージも含めて読売新聞自体になったと。

ナベツネ川淵論争は確かにJリーグ初期からありましたけど、その頃、FC東京ってありましたっけ?
1999年にJリーグへ加盟、設立は1998年10月1日ですよね。
それともあれですか?アンチ・ヴェルディじゃなくて、ほんとのアンチ・ヨミウリの人が混じってるんですかね?
さっきのアンチのロジックから言うと、実は元巨人ファンとかなのかしらという疑問もフツフツと湧いてくるのですが・・・誰か調べてみると面白いかもですね。
で、元巨人ファンがFC東京サポに多い場合には、やはり巨人軍に頑張っていただき、再度、その力で魅了し、再度、巨人ファンにしていただきたいと思います。

合掌

まあとにかく厭々でもこうして宣言した以上はしっかりと過去をきちんと精算し、しっかりと運営して欲しいですね。

できるかはしらんけど

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