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【好きな映画】「無限の住人」

 はい、わたしの好きな映画を備忘録がてら共有するシリーズです。今回の作品は「無限の住人」です。原作はアフタヌーン掲載の漫画で、アニメーション化もされていますが、こちらは実写版です。

 キムタク主演ということで訝しがりつつも、原作が好きなので映画館に足を運んで鑑賞しました。結論からいうと傑作でした。

 百琳(ひゃくりん)役に栗山千明をもってくるあたり、タランティーノ監督的な感性を抱かざるをえませんでした。

 ただ、天津影久(あのつ・かげひさ)役に高身長の福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ)をもってくるのは、いかがなものかと思いましたが(原作では低身長で、ちょっと虚弱)ちょっと大人の事情があったのかなと思いましたが、おもしろかったです。
 とにかくひたすら殺陣、殺陣、殺陣、殺陣で、めちゃくちゃ疲れます。

 特に、尸良(しら)役の市原隼人エピソードが、実写になると残虐さとかいろいろ、てきめんで、原作以上の胸糞悪さが際立っていて、すごかったです。
 映画館を出た後は、憔悴してしまいました。
 それほどのカロリー消費をさせられる映画(特に邦画)は稀有な存在です。
 限られている映画の尺で、キチンと全30巻のエピソードが網羅されておりました。(エンディングはちがいますが)
 それだけに、濃縮された詰めっ詰めの内容はなかなかにキツかったです。
 でも、よかった。
 コミックからのアニメ化二回を経て、実写化するのは、相当ハードル高かったのだろうなと想像しますが、たいへんよろしくまとまっていました。

 キムタクすげえ

過去の映画紹介はこちらです。

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