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サードインパクト特集①:「インパクトを起こしたのは第12の使徒です!」

要望の多かったサードインパクトの章が書きあがりましたが、全体的なボリューム3万5000字のボリュームになってしまった上に、その後の「使徒が第3新東京市を攻めるか」がまだ仕上がってません。

また、フォロワーさんにどんな記事読みたいか聞いたら「セカンドインパクト/サードインパクト」の記事だったので、その章だけ書き出して部分的に紹介したいと思います。

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1.サードインパクトを起こしたのは誰か?

ゼーレは使徒殲滅をしリリスの契約を遂行することを目的としてた。
しかし、下の「リリス=〇〇」考察で語られている理由から、ゼーレは渚カヲルはエヴァmark.6に乗せるわけにはいかない。

そこでMark.6をダミープラグで迎撃することにした。
そして、この第12使徒こそがインパクトの鍵となっている。

ダミープラグを用いて、Mark.6を覚醒に導き、インパクトを始めようとした。
しかし、聖なる槍(ロンギヌスとカシウス)を扱うにはちゃんとした魂が要るからダミープラグではアカンのでは?と思ったあなた!

実は、サードインパクトを起こしたのはダミープラグを使用したMark.6ではなく、第12の使徒なのだ。

実は、ゼーレとしてはインパクトさえ起こせば、依代は何でもよかった。それはたとえ使徒が起こしても問題ないものだった。
それは「Q」から読み取れる。

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「Q」のインパクトでは、渚カヲルが死んでも終わることが無かった。インパクトのトリガーとなれる存在が13号機のコックピットにいれば、ゼーレとしては問題なくインパクトが続く。

まずはその説明をしよう。

インパクトはマイナス宇宙への扉となる「ガフの扉」を開き、「シン化覚醒」したエヴァが媒体となり、マイナス宇宙にあるゴルゴダオブジェクトへとアクセスすることでゴルゴダオブジェクトの「全ての願いをかなえる力」を引き出すという仕組みになっている。

これはニアサードインパクトと「Q」のフォースインパクト未遂でも同じだ。エヴァから伸びているエネルギーの流れが、ガフの扉の向こうへと続いている。

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しかし、「ニアサー」と「フォース未遂」では1点が異なっている。

実は、このエネルギー流は「ニアサー」では初号機から伸びているが、「Q」ではネルフ本部から伸びているのである。
これはネルフ本部が、インパクトを起こしているエヴァンゲリオンにインパクトを進行させながら、肝心のゴルゴダオブジェクトとのコンタクトはネルフ本部を介してい行うというものだ。

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例え使徒がインパクトを起こしても、ネルフ本部がそのインパクトを妨害してしまえばゴルゴダオブジェクトへのコンタクトは「ゼーレ」が行えてしまうのである。つまり、ゼーレとしては、覚醒したエヴァの依り代がだれであっても、ガフの扉さえ開けば問題ないのだ。

つまり、ダミープラグで動く、Mark6は第12使徒を捕食すると、そのコントロールを使徒に渡し、インパクトを起こさせた。
しかし、ガフの扉が開くと同時にネルフ本部が上昇し、ネルフ本部から妨害して、ゼーレの思い通りにインパクトを起こさせようとしたのだ。

そして、「全ての使徒を殲滅し、知恵の実を捨て、新たな生命の実の生命体」となるために、人類補完計画が始まったときに、Mark,6ごと第12使徒を消し、渚カヲルをDSSチョーカーで殺せば「使徒の殲滅」が完了するという寸法だ。

「真のエヴァンゲリオン」とは、この使徒を使ったインパクトと、使徒の殲滅を同時に行える機能を搭載した「真の福音となりうる機体」という意味だったのだ。

2.第12使徒のインパクトのはじまり

第12使徒がインパクトを行ったことについては、間違いないだろう。
「Q」でもアスカが「まずいっ!第12の使徒がまだ生き残ってる」と言っている。

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決して、「Mark6の中に使徒がいる!?」とか「第12の使徒が現れた!?」とは言っていない。

14年間前のサードインパクトに第12の使徒がMark6の中に入ってインパクトを起こしたことまでは周知の事実で、少なくともアスカにとってはMark6が第12使徒が入っていたことは不思議なことではなく、予想外なのは「生き残っていたこと」である。

こうしたMark6と同化した第12の使徒はセントラルドグマへと難なく降下できる。これは第10の使徒が零号機を取り込んでおこなったことと同じだ。

そして、セントラルドグマでロンギヌスの槍を抜くとMark6の形をした第12使徒がリリスと同化を始める。おそらく、この「リリスとの同化」は全ての使徒がインパクトを起こすために持っている基本機能だと思われる。

このMark6はリリスと第12使徒の2つの魂がある生物となっており、ある意味ダブルエントリーしたエヴァンゲリオン第13号機と同等になっていると考えらえれる。

なおこの時、ドグマ内に降り注ぐ大量の骸骨が描かれ、それが、Qのドグマ内部に降り積もった骸骨となる。
これはリリスが爆散すると同時に消えてLCL化しているため、Mark6+リリスの同化体が作ったもので、第12使徒にとってのエヴァインフィニティのようなものだと推測される。
なお、使徒はコアを破壊しない限り死なない設定であるため、第12の使徒は生贄にするために首を切り飛ばしたのではない。その点については、有料記事「リリス=〇〇考察」でお話しよう。

目の前には元からリリスに刺さっていたロンギヌスの槍と、初号機から引き抜かれたカシウスの槍、2本の槍があり、それを手にもってインパクトが始まった。

メインシャフトを突き抜けると、はるか天空まで登り、ガフの扉が開かれて、まずは大地のコア化が始まる。

使徒である渚カヲルは住宅が並ぶ地上を見て「リリンは自らではなく、環境を変えていく」」と言っている。
第12の使徒も大地をコア化し、地球を原始の姿に戻そうとしている。それがこの奇怪な第3新東京市なのだろう。

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このコア化のスピードはすこぶる速かったと思われる。

「シン」の冒頭で復元されたパリ市街ではまるでさっきまで普通に人々が車を運転していたかのような街が復元される。また、人は「シン」の冬月がLCL化したかのように一瞬でLCL化して消えたのだろう。

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ここで満を持してゼーレの必殺技「ネルフ本部によるインパクト乗っ取り」計画が発動するわけである。

今度はネルフ本部が本来の形になり天空へと上がる。
12本の四角錐からエネルギーが飛び出し、実際にゴルゴダオブジェクトと更新しているのはゼーレという状態になっている。

以降、インパクトはゼーレが取り仕切ることとなる。ドグマの地下にある黒き月からエヴァ・インフィニティのなり損ないが発生し、地上へと這い出して来る。

大地をコア化し、エヴァインフィニティを生み出し、全ての魂をコア化することで、人類補完計画にたどり着くとゴールが見えていた中、ゼーレにとって予想外のことが2つ起こる。

1つ目は加持リョウジによるサードインパクト阻止作戦だ。

それについては次の無料記事で話そう。

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