先週末にとあるショップから1通のメールが！なんと中国に生息するタナゴの中で一番好きで憧れの魚"无須鱊"が輸入されたと！！

前回雌雄揃って輸入されたのが20年ほど前という情報もあり、この機会を逃すわけには行けないということで、財布と相談することなく購入を決めました(笑)

今回は、そんなこんなで我が家にやってきた"无須鱊"という魚について書いていきたいと思います。

■无須鱊とは？

中国に生息するタナゴの1種で、学名はAcheilognathus gracilisのコイ目コイ科タナゴ亜科タナゴ属に分類される淡水魚です。

長江流域の湖南省や湖北省などに生息し、植物性の餌を好むようです。

体長は6cm程度と、タナゴの中では平均的なサイズ感です。

中国では无須鱊と呼ばれていますが、无=「無」、須=「髭(ヒゲ)」、鱊=「タナゴ」を意味しており、その名の通りヒゲがありません。

繁殖期は春で、繁殖期のオスは背中側は薄っすら青みがかる一方、腹側と背びれは紅色に染まりまるというとてもユニークな婚姻色です！

また、臀びれはシロヒレタビラのように白色に縁取られ、その内周に黒尾の発色が入ります。

今回到着した個体は臀びれの発色は出始めていますが、全体的にまだ色が出ていないので婚姻色を見れるようにこれから育成を頑張ります！

■无須鱊との出会い

私が初めて本種を知ったのは3年前で、Twitterで中国の方が婚姻色が出たオスの写真をUpされており、その婚姻色にすぐさま魅了されてしまいました。

しかし、このようなニッチな魚はなかなか輸入されないので、入手するのはなかなか厳しいものがあります。

そんな中、我が家に初めて本種がやってきたのは2020年の1月でした。

個人的に中国から輸入した際、ウエキゼニタナゴを注文していたのですが、本種のメス1匹が混じってきました！

現地の写真でもウエキゼニタナゴと写っているので、无須鱊はウエキゼニタナゴと生息地・ポイントが被っているんでしょうね。

念願の无須鱊でしたが、メスだけだったのでオスの婚姻色を拝むことはできませんでした。。

そこからリベンジしたいと思ってましたが、今回ついにペアで出会うことができました！

无須鱊との生活を楽しみながら、成長記録も含めて随時Updateしていきます！！

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