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【時間差記事】駐在3年目、ノルウェーで過ごして思うこと

久々に自分のnoteを整理していたら、下書きに入ったままの懐かしい記事が出てきました。
画像の通り、最終更新が2022年の8月29日となっているので、1年以上前、ノルウェー生活が丸2年を経過した頃に書いていた記事です。
もはや誰が読むんだ、、、という気もしますが、当時の自分の貴重な気持ちということで、なにも修正せずに公開しちゃいます(当時はもう少し加筆したいことなどあったかと思うのですがね!)。
全世界の悩める駐在員家族たちの元に届けばいいなと思います。

ちなみにトップの写真は、懐かしきオスロ市庁舎のホールです。

【以下、下書きのままだった記事です】

先月、ノルウェーに来て2年が経ちました。
ちょうどいい節目かなと思うので、最近思うことをポツポツ書いていきます。

人間らしい生活を送っているこの2年間

ノルウェーに来て何がよかったって、人間らしい、心身ともに余裕のある時間の過ごし方を覚えたことでしょうか。
東京にいた頃は、今思うと本当に忙しかったなと思います。
朝8時から19時頃(時にはそれ以上)まで働き、その後職場や友人との飲み会の合間をぬって華道、フラダンス、パーソナルトレーニング、ホットヨガ、バイクエクササイズに通い、土日は旅行に飲み会に習い事に自分の興味のあるイベントに参加と、本当によくあんな生活をしていて身体がもったよな、と思います。

NYに行ってからは、やや難易度やストレスを落とした仕事に就いたので、毎日フルタイムで働いていたものの、東京ほどは忙しくありませんでした。
とは言え、なんだかんだ毎日遊んでいたので、仕事から直帰することは少なく、家に着くのは20〜21時で、そこから夕食を食べて、家はまさに寝るだけの場所、という認識でした。

そんな私は今、本当に過去の私が知ったらびっくりするぐらい、のんびりゆったりな毎日を送っています。
ノルウェーでも多少仕事はしているものの、リモートということもあり、通勤や就業時間などの日常的な制約はほとんどありません。

遊びに行くところや買い物に行くところも本当に少ないので、日々私が行くところといえば、保育園、スーパー、カフェ、森、たまに美術館くらい。
東京やNYでは考えられないくらい、本当に何もないです。本当に。

あとは、なんと言いますか、時間の流れが非常にゆっくりです。
そんな雰囲気に流されているのかもしれません。
(バタバタしていると、「そんな急いでどうしたの?」と街から言われるような空気感があります。)たまに街中で走っている人などいると、それこそ注目の的です。


子育て環境は最強

子供を育てているのがノルウェーでよかった。これは本当にそう思います。

私自身はフルタイムで働いているわけではないので何とも言えないですが、子育てに対する職場の理解が、飛び抜けてよいらしいです。

各国に駐在経験のあるノルウェー人も「子育てに関しては、ノルウェーが1番。他の北欧各国よりも、ノルウェーが育てやすい」と言っていました。

コミュニティの大切さ

これは、以前駐在に来たばかりの頃もヒシヒシと感じましたが、やはり駐妻
なるもの、現地でのコミュニティ形成が本当に重要だと思います。
それで毎日の生活が作られて行っていると言っても過言ではありません。

私自身、気を許せる友人ができたことで、だいぶ救われた面があります。

あとは、仕事をすることで、普段とは「別の世界」があるのも助かっています。もちろん仕事がなくとも毎日楽しいとは思いますが、やはり普段とは違う刺激があるので、そういった環境に身を置けることは嬉しいです。

あとは、色々なところにいる友人と繋がれていることも嬉しいです。

「何かにチャレンジすること」へのハードルが下がった

この2年間、特にここ半年で「何かに挑戦する」ことへのハードルが下がったな、と思います。

noteを始めたのもSNS嫌いの私にとっては1つのチャレンジでした。
あとは、茶道のお稽古を始めてみたり、直近では、ヴィンテージショップをオープンしてみたり。

もちろん以前の私よりも物理的に圧倒的に時間があること(+夫が経済的な柱となっているので、私に行動制限がなく多少のリスクがとれること)が前提にはなっていると思います。
けれど、「何かやりたい」と自分が思った時に、「やればいいじゃん」と思えるようになったのは1つの変化かな、と思います。別に私が失敗したことで、誰にも迷惑がかからないので。

周りの目を気にしていた時期もありましたが、失敗しようが何をしようが、やってみたことに意味があるし、それを仮に笑う人がいたら笑わせておけ、という境地に辿り着きました。


以上が、1年以上前にしたためた記事でした・・・!


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