Amazonでセール中だったのをいい事に、「ねことじいちゃん」を大人買いしてしまった。

当初は何冊か買ったけど、読み進めるに従って続きが気になったので、全巻揃えてしまったのだ。

「じーちゃんばーちゃんと猫の島」が舞台。
主人公大吉じーちゃんと飼い猫タマとの生活を中心に、ご近所さんとの日常生活や、出来事が描かれる。個人的には、最新刊の7巻で描かれる古いアルバムをめぐるお話が好き。

とにかく水彩画で描かれた絵が美しいし、ストーリーにホッコリする。一方で過疎化や少子高齢化、看取り、戦争体験など、重いテーマもキチンと描かれている。
また若い移住者がやってくる話や、助け合いの気持ちを持つ人達のやり取りも登場する。

そしてタイトルにある通り、猫がたくさん登場する。タマを筆頭に近所に住む猫たちの生活も描かれる。猫好きではないけど、見ていて癒される。

この年齢で漫画を大量に買うなんて、と思ったけど、こんな素敵な漫画であれば、悪くないかな、と言い訳している。