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ワガママ兄との生活

私の兄は軽度知的障害者です
小学校低学年の頃から支援学級に行ってました

そんな兄は「自分さえ良ければいい」という
自分本位な思想が強く、とても我儘です

小さい頃から譲るのは私の役目でした
母が朝食に焼いてくれたカリカリベーコン
残り1枚となった時、私も食べたかったのですが
兄が駄々をこねたので譲りました
「自分より感情的になってる人を見ると
こちらは冷静になる」というやつだと思います笑

そして兄は何をするにもお金を要求するようになり
家の手伝いも買い物の付き添いも
安易にお願いできなくなりました

家事をやってもらったことがありますが雑すぎて
見てられなかったので「もういい!」と
怒鳴ってしまったことがあります
本人は頑張っていたのに悪い言い方をしてしまったと、反省しています


話は変わり先日起きたことを書きます

ウチはお金の管理を親がしており
1ヶ月に1度お小遣いをもらうシステムです
兄は毎月2万もらっているのですが
すぐに使い切ってしまいます
好きな漫画、小説、フィギュアや
スマホアプリのサブスク、通販用のカード購入です

今月は3万もらって使い切る予定だったようです
しかし親は2万円を与えました
すると兄は買う予定だったのが買えなくなったので怒り、2階の自室からスピーカーで音楽を大音量で流していました
1階のリビングに響くほどでとてもうるさかったです

私は自分のスペースに雑音が入るのがとても嫌で
イライラしてしまって兄の部屋へ行き
「うるさいから音量下げて」と言いました

すると兄は思わぬことを口にしたのです
「父にもう1万よこせって言ってこい」

驚愕しました
どれだけ傲慢な人間なのかと。

「無理に決まってるじゃん」と言うと
壁をグーパンしました
大きな音に驚いて少し固まってしまいました

「そんなに欲しいなら自分で言いなよ」
と言うと怒りに震えていました

去り際にもう一度音量を下げるよう伝えたところ
「ブスが!死ね!!」
という声が聞こえてきて思わず怒鳴りました
「うるせぇつってんだろ!下げろや!!」

怒鳴ってしまったのは大人げなかったと思います
久しぶりに大声を出しました
ちょっとスッキリしました笑

階段を降りている途中で目頭が熱くなり
リビングでティッシュを1枚取り
左目をチョンチョンして涙を拭いていたら
右目からポロッと涙が零れました

この文章を打っている今
思い出して少し涙が生産されています笑


どうやら兄は機嫌が戻ったらしく
洗濯機を回し始めました

よくわからない奴だし、怒ると暴力的だし
私の知る限り最低最悪の人間ですが
そんな奴でも家族なので見捨てることは出来ません

これからも上手く付き合っていくしかないですが
正直自信はありません
今後も沢山喧嘩してぶつかり合うと思います
それが私たち兄妹の在り方なのかもしれません

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