小学生の思い出③
前回の記事で友達との出会いが書かれています
ぜひご覧ください
話せる友達が増えた私は
少しルンルンな気分な続いていました
今まで1人で本を読んで時間を潰していた日々
あの頃が嘘のように楽しい気分でした
しかし、そんな幸せはずっと続くわけではなく
小学六年生に上がる少し前から
不穏な雰囲気は感じ取っていました
私と友達は仲良く過ごしていたのですが
友達側のグループは気に入らなかったようです
私と絡んでくれる友達を
無理に私から引き離すようになりました
そしてまた戻ってきそうな孤独の日々
またあの憂鬱な時間を過ごさなきゃいけない
そう思うと心がとてもしんどかったです
今でもハッキリ覚えている
"裏切り"
それは小学六年生になって
修学旅行の事前学習などが始まった頃
最終日に遊園地に行く予定だったので
絶叫系が苦手な人と好きな人で
大まかなグループ分けが行われました
どちらにするか考える時間
私は友達とそのグループと一緒にいました
その時グループの1人が
「○○ちゃんも絶叫苦手?」
と聞いてきたので頷きました
私は苦手というより乗った経験が無いので
無理だった場合のことを考えて苦手側を選びました
声をかけてきた子は そうだよね〜 という
雰囲気で、友達も 無理だよね〜 と言っていました
なら同じグループで遊園地を回れるかもしれないと
心がウキウキしていました
考える時間が終わり、先生が聞きにきました
するとどうでしょう
友達やグループの子達は絶叫系が"好き"と
言いました
この時わたしの頭の中は真っ白になりました
そして、さっき声をかけてきた子が
「○○ちゃんは苦手だそうでーす」
と言いました
この後のことはよく覚えていませんが
動揺していたと思います
修学旅行の遊園地は
絶叫系苦手な男女が集まり、回りました
友達はいなかったものの皆優しくしてくれたので
思っていたほど苦痛ではなかったです
でも、裏切られたのは事実。
それでも友達は何事もなかったかのように
私に絡んできました
彼女からすれば些細なことだったのかもしれません
彼女は友達と楽しく回れましたからね
自分でも器が小さいことはわかっています
小さなことを気にしすぎだということは
わかっているのですが、恨んでしまいます
それでも笑顔で接してくる友達は
太陽のように明るくて好きでした
友達のグループは大嫌いになりましたが
友達のことは嫌いになれませんでした
これで小学生の思い出は終わりです
辛く、キツイ日々でしたが
周りの人の支えや友達の存在があって
頑張れたと思います
ここまで読んでいただきありがとうございました
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