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次男が産まれてから長男が可愛いと思えなくなった時期がありました。
こんな感情を持った母親は悪い母親だと随分悩みました。誰にも言えず、ネットで調べてみると「上の子可愛くない症候群」という言葉が。あ~これか、他にもこういう感情も抱いている人がいるんだ、と安心したのを覚えています。

下の子が産まれたら、上の子をまず第一に考え、ケアをするように。当時の長男の保育園の担任や市の保健師さんからも言われていましたが、私にはそれが難しかったんです。次男にヤキモチを妬いてしまう、当たり前の事なのですがとにかく長男に強く怒っていました。次男ばかりを大事にしていると思った長男は次男に暴言を吐いたり、叩くそぶりをしたり。長男なりのSOSだったと今ではわかりますが、当時の私はわかりませんでした。というか、わからないふりをしていたのかな。。。

いつ頃か忘れてしまったけど、「上の子可愛くない症候群」から抜け出せました。今は長男も次男もどちらも可愛いと思えます。本当によかった。あの頃は一生こういう思いだったらどうしようと思っていたので。きっかけはなんだったのか。。。自分でもわかりません。

大きくなってからは兄弟喧嘩が多くなってきて、児童家庭支援センターに相談に行った事がありました。長男からの次男への暴言が増え、家族内では解決できないと感じてしまったからです。次男が産まれてから長男が可愛がれず、その事が影響しているのではないかと泣いて話したのを覚えています。その時、支援員さんに「当時の自分を責めないで下さい。その時、お母さんは一生懸命だったので、その事を認めてあげて下さい。子どもを愛するのに遅いなんて事はありません。今からでも長男くんを抱きしめて、大好きだと伝えてあげて下さい。きっと伝わりますよ。」と言って頂けた時、すごくほっとしました。
夫は元々子どもたちへの愛情表現とスキンシップは多く、それは今でも変わりません。私はそういったのが下手なんですが、意識して兄弟どちらへも大好きだよ、と抱きしめたりするようにしています。

 
長男は今でも「次男なんかいなければいいのに」と言いますが普段は割と仲が良いです。ひとたび喧嘩を始めると最近は次男も口が達者になり負けじと反論したり叩いたりするのでそれが長男には生意気だと感じるのでしょう。どちらも本っ当にしつこいし、大人から見ると本っ当にどうでも良い内容での喧嘩なんですが(笑)
大きくなるにつれ、どんどん激しい喧嘩になっていくんだろうなぁ~



ではまた~

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