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飲食店コンサルタントのイメージについて

CAROT株式会社の嶋田です。私は中小零細の飲食店を対象にコンサルティングをしています。
元料理人というキャリアからずっと飲食店を対象にした何か(プロダクト販売じゃない)事がしたいと思っていました。
ひょんなきっかけから、飲食店の直支援を経験することになり、それが実績、評判となり今は飲食店を中心としたコンサルティングをしています。

今回お話したいのは飲食コンサルタントのイメージについてです!
実は私自身が飲食店コンサルタントに対してあまり良いイメージがなく💦 もし、仮に自分が飲食店経営をしたとしたらコンサルタントなんて絶対に依頼しないと思っていました!!!

しかし、現在は自分自身が飲食店のコンサルタントになり、考えも真逆になり中小零細の飲食店こそコンサルタントを使い倒せ!!そのように考えています。
細かい理由についてはまた別途お話をしますが、本日はそのイメージについてお話をします。

先に申し上げておきますと私のお客様の全員が飲食店コンサルタントについては悪いイメージをもっていました。

では、宜しくお願いいたします!!

1.結局、口だけで何もやらない

コンサルタントの立場からすると、アクション(行動)はお客さんの仕事でしょ??という意見も聞こえてきそうですが、飲食店はアナログな商売です。手を動かしていない、行動していない人には価値を感じません。
飲食店の経営者の方からコンサル的な方に依頼はしているんだけど結局やるのは全具こっちだから依頼している意味あるのかな〜?という悩みを聞く機会は何度もありました。
また、仰る通りで飲食店の経営者は仕込みや集客、従業員の教育などすべてを対応する必要があり、めちゃくちゃ忙しいです!!となった時にアイデアだけで、行動ができてない(要因が自分か他人かは置いといて)と依頼している意味や価値がわからなくなります。
このような状態から「コンサルタントって口だけでなにもやらないよね!」というイメージが強いです。

2.胡散臭い。。。

上記と関連してくると思いますが、これはかなり多くの方から聞きます!飲食店コンサルってマジで胡散臭い。汗
しかし、これに関しては私も同感でして胡散臭い方々は実際にいますし、その支援内容ってなんの価値があるのがまったくわからないと思う時も多いです。ここに関しての私の回答はアプローチが古いという認識でいます。

このデジタル化社会においてWEBマーケティングやPR・ブランディングといったデジタルマーケティング全般の知識がないコンサルタントの方のアドバイスって、過去の成功体験の提案が多いです。
過去の成功体験とは「メニューの見せ方」「看板」「自社HPを持とう」「シズル感ある写真」「グルメサイトの活用法」「メニューの標準化」。。
あとは「SNSやろう!」みたいなふわっとした提案が多いです。

つまり何がお伝えしたいかというと、現代のデジタル社会では、こういったやり方だけでは飲食店の売上=成果には繋がりにくい状況です。

このようなアプローチの方々が多い事が要因で実際に結果が出ず、飲食店経営者がコンサルタントの不満を経営者同士で話、どんどん悪い噂が広まっていく場を見たことがあります。

本当に飲食店コンサルタントって胡散臭いよね!と仰っていました。
(悲しいです。。。)

3.ITリテラシーが低い

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結論、一般的な飲食店コンサルタントはDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援ができない方が多いです。出来たとしても、自社製品の販売や数種類のツール情報提供ではないでしょうか。
例えばですが、(専門用語ですみません)

・POSTレジを導入し今まで対応していたアナログなレジ対応工数を1/10以下にする。
・レジの締め作業を1時間から5分(1/12)に短縮する
・出退勤クラウドを導入し給与計算にかかる時間をほぼ0にする
・経営管理ツールを導入し、POSレジのデータと勤怠情報を連携し自動的に経営分析ができる状態にする
・上記を組み合わせて各店舗(10店舗だろうが、100店舗だろうが)の経営状態をリアルタイムで可視化する
・全グルメサイトの1画面で運用可能にするとこによって効率化を図る
★通販サイト(業態転換)の支援ができないため、店舗売上依存から脱却できない

こういったケースが多い印象です。こちらに関しては、飲食店経営者からコンサルタントの実際の不満として「ITリテラシー」(DX不満)を直接お伺いしたわけではないですが、飲食店経営者の話を聞く限り、上記のようなDXの取り組みがしたかったがまったく出来なかったという声はございます。

4.できる幅がせまい

これはどういう事かというと、最近は特化型コンサルタントの不満です。
※これは飲食店経営者の理解不足もあると思います。特化型のコンサルタントはその部分に特化した支援をしているので、成果はその領域だけになります。しかし、飲食店経営者がどんどん求めてくるので理想と現実にギャップがうまれ不満が発生している現状と考えています。

具体的にいうと
・飲食店のgoogleマップ集客コンサルタント
・グルメサイトの集客コンサルタント
・飲食店のSNS集客コンサルタント
・飲食店のLINE公式アカウントコンサルタント
・飲食店のWEBマーケティングコンサルタント
・飲食店のメニュー開発コンサルタント
といった方々です。

再度申し上げますが、不満として話を聞く事はありますが、こういった特化型のコンサルタントの方は支援領域が絞られており、また、その中で最大限頑張っている方も多いのでこういった方々を否定はしません。
むしろ、私のようなコンサルタントとパートナーシップを持って取り組む事で、特化型コンサルタントの方々の販路拡大や満足度向上に繋がると考えています。

ここで重要な点は飲食店経営者は求める幅が広いという事です。なので、局所的な取り組みをしていると満足度が下がってしまうケースもあるようです。

5.まとめ

今回は飲食店コンサルタントのイメージ(私含む)についてお話をさせていただきました。この内容は自分に対しても言い聞かせている内容になります。時代はどんどん変わり、よりデジタル領域の知識が求められていく中でコンサルタントの必要性(一緒に取り組む事)は上がっていくと考えています。なぜなら時代の変化が早いからです。
私はコンサルタント(支援側)もレベルアップを図り、一緒に飲食店業界をアップデートできるようになりたいです。
この考えについては次回以降についてお話をします。
本日はありがとうございました。

最後に

CAROT株式会社では、飲食店の成長戦略を共に考えるというミッションの元、2年後、3年後の仕組みづくりをテーマにDXやブランディング、通販サイト構築、の支援をしています。

・新しい打ち手を考えたい
・通販サイトを作りたいがやり方がわからない
・通販サイトはあるが売上が上がらない
・2年後、3年後の成長戦略を考えたい
・数店舗の飲食店から企業(組織化)していきたい
・デジタルマーケティグ全般の取り組みがしたい

このようなお悩みや課題を感じている飲食店経営者様がいらっしゃいましたら、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
※初回コンサルティングは無料です。

事業課題は、強い意思を持って取り組めば必ず解決できると信じています。

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